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「茶柱が立つと縁起がいい」とは湯飲みでお茶を飲む際につい気にしてしまう言い伝えですよね。
その言葉は知っていてもなぜ縁起がいいのか、詳しい事まで知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回は「茶柱が立つと縁起がいい」という事について、なぜなのかはもちろん、その由来や茶柱が立つ確率・立たせ方など詳しくご説明していきます。
「茶柱が立つと縁起がいい」とは
「茶柱が立つと縁起がいい」とは日本に古くから伝承されている言い伝えです。
おまじないやジンクスという意味合いで知られており、日本茶を飲む際にはつい気にしてしまうという人もいるかと思います。
「茶柱」というのは茶葉に混ざった「チャノキの茎部分」が湯飲みの中に流出し、縦に浮いている状態を指します。
「茶柱が立つと縁起がいい」のはなぜ?
なぜ茶柱が立つと縁起がいいのでしょうか。
それは「柱」が持つ良いイメージが関係しているんですよ。
大黒柱など、家や物事・家庭をしっかりと支える人や物を指す言葉としても使われているように「柱が立つ」という事は家やその人自身の安定した繁栄を意味しているように見える事から、縁起が良いとされてきたんですね。
た神様を数える際は1人、2人ではなく「1柱、2柱」と数える事から、茶柱が立つと神様のご加護を受けることが出来ると考えられていたことも縁起が良いと言われている由来です。
「茶柱が立つと縁起がいい」の由来
茶柱は採れたてなどの高品質の新茶にはほとんど混入していないことをご存じでしょうか。
新茶のシーズンになると人々の目が新茶に向いてしまいます。
お茶の産地で商売を営む商人達が人気が薄れてしまう番茶の売り上げを落とさないために「茶柱が立つと縁起がいい」という説を広めたのがその由来とされています。
茶柱が立つ確率と立たせ方
茶柱が立つ確率
茶柱が立つというのは珍しい事だとされていますが、その確率は一体どれほどなのでしょうか。
実は研究により正確な確率が判明しています。
茶葉の茎部分にだけお湯を注ぎお茶を入れた時、茶柱が立つ確率は30分で18.4%という結果が出ているんですよ。
とはいえこれは「茎部分」でのみ行った実験結果であり、普通の茶葉でお茶を入れた際の確立は100分の1という説もあります。
茶柱の立たせ方
番茶や茎茶と言った「茶柱」が入っている茶葉を選ぶのが1番のポイントです。
また急須や茶こしも茶柱が湯飲みへと流れやすいように目の粗い物を使いましょう。
お茶を注ぐ時は、せっかく出た茶柱を沈めてしまうことのないようゆっくりと丁寧に注ぐとより茶柱が立ちやすいと言われています。
まとめ
幸運、縁起が良いと言われている茶柱ですが、「茶柱が立つ」という事は番茶などの安価なお茶を使っているという事にもなります。
その点を気にする人も一定数居るので大切なお客様には出さないという考え方もあるんですよ。