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日常生活はもちろん、工作や事務作業にと様々なシーンで使われている「セロテープ」ですが「セロハンテープ」との違いはどこなのでしょうか。
今回は「セロテープ」と「セロハンテープ」の違いについてご紹介していくとともに、OPPテープについても触れていきますよ。
「セロハンテープ」とは
セロハンテープとは、「セロハン」という素材に接着剤を塗り、それをロール状にした文具の事です。
大人から子供まで、誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
工作や事務作業には欠かせない物ですよね。
「セロテープ」と「セロハンテープ」の違いとは?
「セロテープ」と「セロハンテープ」には実は違いがあることをご存じでしょうか。
「セロテープ」は商品の名前で、「セロハンテープ」は文具名なんです。
アメリカで開発された「スコッチテープ」という商品がセロハンテープの元祖で、セロハンを素材としてテープにした文具全てが「セロハンテープ」と呼ばれます。
対してセロテープは日本の「株式会社ニチバン」が1947年に製造・商品化したものです。
ニチバン製のセロハンテープが「セロテープ」という名前であり、当時このセロテープと同じような商品は販売されていなかったため、セロテープという名前が文具名としても広まっていったとされています。
「セロハンテープ」と「OPPテープ」の違い
「OPPテープ」の正式名称は「Oriented PolyPropylene(オリエンテッドポリプロピレン)」で、その名の通り「ポリプロピレン材」に接着剤を塗ったテープを指します。
日本では延伸テープとも呼ばれていてます。
セロハンテープとの違いはその素材です。
セロハンテープは植物由来の素材である「セロハン」を使用しています。
またOPPテープは耐水性にも優れており、大き目の段ボールなどを使用した梱包にも使われています。
PPテープと呼ばれているテープもありますが、このPPテープもポリプロピレン素材を使用しており、OPPテープと同じ物なんですよ。
「セロハンテープ」と「メンディングテープ」の違い
つるつるした触り心地のセロハンテープとは異なり、マットな質感が特徴的なのが「メンディングテープ」です。
テープの上から油性マジックや鉛筆などで文字を書き込むことが出来るので、写真アルバムなどの記録用に使用している人も多いんですよ。
また剥がした時の粘着も少ないので、貼り付けた直後であれば貼りなおすこともできます。
まとめ
ニチバンから発売されているもののみが正式には「セロテープ」だという事がわかりました。
セロテープのみならずOPPテープやメンディングテープなど便利なテープが数多くあるので、用途に合わせて選ぶことが出来るのも魅力ですよね。