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いまやSNSだけではなく普通に使われている「中の人」という言葉ですが、その言葉の意味を正しく知っているでしょうか。
今回は「中の人」の意味や使い方と言った基本的な事から、元ネタや「外の人」についても詳しくご紹介いたします。
「中の人」の意味
「中の人」とは「サービスなどを開発・運営している人」「アニメの声優さん」などを指す言葉です。
特定の組織やサービスはもちろん、カスタマーセンターの人や着ぐるみの中の人など対象は様々で汎用性の高い言葉となっています。
「中の人」の使い方
「中の人」の使い方のイメージとしては「着ぐるみの中の人」という言葉が一番わかりやすいのではないかと思われます。
遊園地などのイベントで見ることのできる着ぐるみは、もちろん中に入って動かしている人が居ますよね。
その人が「中の人」ということになります。
キャラクターやサービス本体ではなく、そのプレイヤーや運営者について何か気持ちを表現したい時に使われる言葉なんですよ。
「中の人」の元ネタは?
「中の人」の元ネタとなったと言われているのは1989年から1994年にかけて週刊スピリッツで連載されていた「伝染るんです」というマンガです。
この作中で身長を肩車でごまかしていると指摘された「かわうそ君」が「下の人などいない!」と言った事がその元ネタと言われているんですよ。
伝染るんですの作者である吉田戦車さんが1997年に描いた「ゴッドボンボン」というマンガの中でははっきりと「中の人などいない!」と書かれています。
このユニークな表現が大型掲示板などで評判となり、発展してあらゆる企業やサービスに対して使われるようになったと言われているんです。
「外の人」もある?
中の人の対義語として「外の人」という言葉も存在します。
キャラクターの声優さんを「中の人」というのに対してキャラクターそのものを「外の人」と表現したり、着ぐるみそのものを指す言葉です。
またYouTubeなどの動画投稿サイトにおいて、動画内に登場する人は「中の人」、動画を撮影するなど外部から出演者を操っている人を「外の人」と呼ぶこともあります。
まとめ
サービスがあればもちろんそれを運営する人が居ますし、アニメのキャラクターには声優さんが居ます。
そういった「命を吹き込む」人達を中の人と呼ぶんですね。
有名キャラクターにおいては「中の人なんて存在しない」と考える人も実は一定数存在するので、あまり執拗に中の人を特定しようとするのはやめておいた方がいいかもしれませんね。