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毎年コミケの混雑具合が報道されるほど知られるようになった「同人誌」ですが、その意味や漫画との違いをご存じでしょうか。
今回は「同人誌」についてその意味はもちろん、漫画との違や「同人系」という言葉の意味、使い方の例文まで詳しくご説明していきます。
「同人誌」の意味
「同人誌」とは、同じ趣味嗜好の人達が集まって行われる「同人活動」から作られる冊子を指します。
昔は紙媒体での出版が一般的でしたが、現在は紙媒体に限らず電子書籍として発刊される同人誌も多くあるんですよ。
普通のストーリーはもちろん、ネタに走った面白い内容の物、18歳以下閲覧禁止の物など作成者によって様々な世界が広がっているのが同人誌なんですよ。
「同人誌」とは漫画のこと?
漫画と同人誌には大きな違いがあります。
漫画はその多くが出版社を介しており、製本費用などは一切かかりません。
その分漫画に対する権利などは出版社のものとなり、その内容についても出版社側の意見が多く取り入れられる傾向にもあります。
対して同人誌は出版社を一切介しておらず、個人の思う通りの作品を自由に作ることが出来ます。
公式ではありえないカップリングや展開など、個人の想像を形にできるというわけですね。
もちろん製本に関する費用は全て製作者の負担となります。
「同人誌」の例文
- 現在進行中の同人誌の一部を先行公開!
- 今回のイベントに同人誌出します!ぜひブースに遊びに来てください!
- もう今や公式の絵の方が同人誌より際どいんだよなぁ。
「同人系」は?
イベントに「同人系」と明記されている事も多くなりましたがこの「同人系」とは「同人誌」と同じ意味を持つ言葉として使われています。
制作者の自由な想像が、繰り広げられている世界という意味もあります。
一般の本の販売イベントではなく同人誌を扱うイベントなどに書かれていることも多く、そういった作品に抵抗があるという方への注意喚起とも言えますね。
また同人誌のPRのツイートなどの冒頭にも書かれている可能性があるので苦手な方はまず最初にチェックするようにしましょう。
まとめ
日本では年間に数百もの同人誌即売会が全国各地で開催されています。
そのどれもが大盛況となっており、その場所でしか購入することの出来ない頒布品などもあり、並々ならぬ気合で始発での参戦はもちろん、遠方から足を運ぶ人も多くなっています。
同人誌は自由に自分の世界を表現できる一方、激しい表現も多くなっています。
もし自分が読んだ作品のイメージを少しも壊したくないと考えている人は同人誌や同人系サイトは見ない方がいいかもしれません。