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X(Twitter)をはじめとするSNSで使われている「お気持ち表明」という言葉をご存知でしょうか。
聞いたことはあってもその意味を詳しくは知らないという方も多いかと思います。
今回は「お気持ち表明」の意味や使い方といった基本的なことからしっかりとご説明していきます。
元ネタや構文はあるのか、という疑問にも触れていきますよ。
「お気持ち表明」の意味
「お気持ち表明」とは、X(Twitter)やインターネット掲示板でネガティブな感情・感想を述べることを指します。
根拠や証拠といったソースは一切ない状態で自分の考え・主張のみを文章にしており、ただの「感想」や「レポート」とは異なる性質を持った文章なんですよ。
「お気持ち表明」の使い方
基本的に「悲しいことがありました・・・」などの文章で始まるのがお気持ち表明と言われています。
自分の意見がその文章のメインであり、内容はマイナスなモノが多いです。
また自分の意見を述べるだけではなく、他人の言動や思想に干渉する内容も多く、お気持ち表明ツイートなどと呼ばれ揶揄されています。
「お気持ち表明」の例文
- あの人いつもライブ後にお気持ち表明するよね。
- 炎上した瞬間に縁切ってきたお気持ち表明してくる奴らまじキツい。
- お気持ち表明するのはいいけど、する前にもうちょっと考えて発言したらいいんじゃない?
「お気持ち表明」の元ネタはある?
2016年8月に当時の明仁天皇が生前退位する旨を表明したことが「お気持ち表明」の元ネタと言われています。
この生前退位の気持ちを表明したビデオレターはテレビや雑誌など様々なメディアで報道され、その際に「お気持ち表明」という言葉が使われていたことで、広くこの言葉が知られるようになったんですよ。
「お気持ち表明」の構文はある?
一般的テンプレート
「悲しいことがありました」という文章から始まり、自分の意見・主張をあたかもその界隈にいる全ての人の意見であるかのように書き連ねるのが基本です。
自分語りが入り、主張から批判へと流れていくのもお決まりのテンプレートです。
謝罪脅迫テンプレート
お気持ち表明の中でも代表格と呼ばれているのがこの「謝罪脅迫」です。
配信者などが炎上した時に投稿されることが多く、一見謝罪しているように見えて「謝罪の言葉」は1つもないというのがお決まりです。
また「一部誤解がありますが」などの言葉で、自分は被害者であるようなムーブをするのがテンプレートです。
最終的には法的措置をチラつかせる場合もあり、さらに炎上が拡大することも珍しくありません。
まとめ
ネット上でお気持ち表明をすると、ウザいと思われる風潮があります。
単なる感想としてのツイートならいいのですが、周りを巻き込む自分の意見の押し付けになってしまいがちなお気持ち表明なので、発信する際はお気をつけください。