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X(Twitter)などで使われている「特定班」という言葉の意味についてご説明していきます。
特定班という言葉は目にするけれど、その意味を正しく理解はしていないという人も多いかと思います。
今回はそんな「特定班」についてその意味やネットでは違法にならないの?手口は?など様々な視点から解説いたします。
「特定班」の意味
「特定班」とは、インターネットに投稿されたわずかな手がかりを元にして後悔していない本名や住所といった個人情報を特定する人達を指す言葉です。
無料で特定を行っている人も居れば、1人あたり〇〇円というような形で優勝で請け負っている人も居ます。
情報開示などの正当な手続きで特定されるケースは稀で、特定班のほとんどが「わずかな情報」を頼りに特定します。
ネットやX(twitter)違法にならないの?
特定のためのネットでの情報収集を行うだけでは犯罪とはなりません。
ですが情報収集のために住居に不法侵入したり、相手のパソコンやスマートフォンにウイルスを仕込んだりすると、住居侵入罪やウイルス作成罪・提供罪に問われる可能性があります。
また手に入れた情報を公開してしまうとプライバシー権の侵害になる可能性も高く、また情報収集で手に入れた顔写真などを晒してしまうと肖像権の侵害に当たる可能性があります。
特定班とはまた異なりますが炎上した人などに侮蔑の言葉や引用文などを付けて発信してしまうと名誉棄損や侮辱罪となってしまう可能性もあるんですよ。
「特定班」の手口は?
インターネット上で暗躍する特定班の手口のほとんどが、対象者が過去に投稿した文章や写真から特定するというものです。
自分でも覚えていないほど昔に投稿した写真に、住所を特定できるだけの材料が映っていたりするのはよくある事だと言われています。
また自分が住んでいる都道府県名などはうっかり投稿している可能性も高いんですよ。
「特定班」に特定されてしまったらどうする?
なかなか特定班のターゲットとなることはないとは思いますが、もし特定班に特定されてしまった場合はどうすればいいでしょうか。
まだ情報特定のみで、公開されていない事が分かった場合は特定者に対して「公開しないように」と注意をすることが大切です。
また公開のみではなく手に入れた情報をすぐに破棄するよう要求するのも大切です。
公開取りやめの請求をする・損害賠償請求をする
もし自分の情報が既に公開されて晒されてしまった場合は、情報公開をすぐに取りやめるように請求しましょう。
特定者だけではなくX(Twitter)本体に公開停止を要求することも忘れないようにしてください。
また自分の了承を得ず情報が晒されていた場合は特定者に対して損害賠償請求を行える可能性があります。
特定者のアカウントが判明している場合はメッセージ送信機能などを使って裁判を行い慰謝料の要求を行う旨を伝えましょう。
まとめ
たった1枚の写真から住所や本名などを特定してしまう凄腕も存在するのがインターネットの特定班です。
自分の思いもよらないところから情報が漏洩している事も十分考えられますので、怖いという方は一度自分の投稿を見直しておくのも良いのではないでしょうか。