※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
令和の現代もたまに耳にすることがある「まぶい」という言葉について解説していきます。
若者世代はこの言葉自体を知らないという人も多くなってきているのではないでしょうか。
今回は「まぶい」について意味や使い方などの基本的な事から、方言なの?といった疑問にもお答えいたします。
まぶいねーちゃん、まぶい女の意味もご紹介!
「まぶい」の意味
「まぶい」とは、女性の容姿がとても美しい・可愛いという意味の言葉です。
江戸時代の落語演目としても使われていた言葉だと言われており、眩しいほどの美しさという意味の「眩しい」が語源とされています。
元々は江戸時代の盗賊達の間で使用されていた俗語で、それが明治時代には不良少年達へと広まり使われるようになったと考えられているんですよ。
「まぶい」の使い方
「まぶい」は主に女性の容姿を褒めたたえる際に使われます。
ですがあまり品が良い言葉という印象は無く、どちらかというと素行の悪い男性が女性に向けて使う言葉というイメージが強いのではないでしょうか。
「まぶい」は方言?
沖縄では「まぶい」は「魂」を意味する方言として使われています。
沖縄に伝わる考え方では、驚いたり悲しい出来事があった瞬間、自分の魂「マブイ」が体から離れてしまうと考えられています。
落としてしまったマブイは「マブイグミ」という行為で取り戻す必要があるそうです。
落としたままにしておくと病気や不幸などが降りかかってくると言われており、「後で拾う」など先送りにせずなるべく早くマブイグミをする必要があると伝えられているんですよ。
「まぶいねーちゃん・まぶい女」とは?
「まぶいねーちゃん」「まぶい女」、どちらも容姿端麗な女性を指して使われる言葉です。
「綺麗なお姉ちゃん」「美しい女」と変換するとその意味もスッと頭に入ってきますよね。
女性にとっても誉め言葉なはずですが、「そこのまぶいねーちゃん、遊ばない?」など不良少年達が使用する言葉という印象が強いため、「まぶい」と言われる事に抵抗を示す女性が多数存在するのも事実なんですよ。
まとめ
容姿を褒める言葉として使われている「まぶい」ですが悪い印象が先走りしてしまい、単純に誉め言葉として使うシーンは少ないのではないでしょうか。
もし使いたい時はその少し不穏な空気やノリをわかってくれる女性かどうかを判断してから使うのがおすすめです。
安易に使ってしまうとその女性の気持ちが離れていってしまうかもしれません。