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かつて使われていた「おちゃらけ」という言葉について解説していきます。
現在でも根強く使われている言葉ではありますが、その意味を知らないという人も多いのではないでしょうか。
今回は「おちゃらけ」について基本的な意味や使い方はもちろん、方言なの?おちゃらけた性格って何?などの疑問についてもご説明いたします。
「おちゃらけ」の意味
「おちゃらけ」とは、「ふざける」「面白い事を言ったりやったりする」という意味の言葉です。
「おちゃらけ」の「ちゃら」は、実は江戸時代から使われている言葉であり、「軽口」「嘘」という意味の言葉です。
このチャラという言葉が時代の流れとともに変化し、軽口を言ってふざけるなどの意味に変化したものと考えられています。
また元ネタとして考えられているのが「おちゃらかす」という言葉で、これは「ふざけてからかう」「冗談を言う」という意味を持っています。
「おちゃらけ」と意味が酷似している事から、「おちゃらかす」が「おちゃらけ」へと変化したと考える人も居るんですよ。
「おちゃらけ」の使い方
自分の性格を表現する自虐的なワードとして使われている他、他人の行動や言動を指して非難する意味合いで使われることが多いです。
またすぐにふざけてしまう子どもに対しても使われています。
「おちゃらけ」は方言?
広島県や福岡県では一般的に使われていますが、どこか限られた地方の方言という訳ではないようです。
ただ「おちゃらけ」の元となったと考えられている「おちゃらかす」という言葉は静岡県の方言で確かに存在しています。
「冷やかす」や「嘲笑」という意味であり、おちゃらけの意味とは異なっているので「お茶ら毛が方言」という説に繋がるものではないと考えられています。
「おちゃらけた性格」とは?
「おちゃらけた性格」とは、すぐにふざけたり悪ノリをしてしまう性格を指す言葉です。
ニコニコと楽しそうにしている事が多いので、親しみやすいという印象を受ける一方、どんなことに対してもいい加減で、ふざけているという悪い印象を与えやすいのも特徴です。
誰にでもおちゃらけた態度をとるのではなく、状況や相手の感情を見ながら「この人ならおちゃらけても大丈夫」だと判断した場合にのみおちゃらけるのが無難ですね。
まとめ
子どもの頃「おちゃらけてばっかりいないで話を聞きなさい!」と怒られた経験があるという人も居るのではないでしょうか。
子どもだけではなく大人にも使われることの多い「おちゃらけ」は、今でもSNSなどで使われている現役の言葉です。