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かつて使われていた言葉に「やってみそ」という言葉があります。
初めて聞く人は「お味噌の話?」と勘違いしてしまいそうですよね。
今回はそんな「やってみそ」について意味や使い方、元ネタに類語など様々な視点から詳しく解説していきます。
使い方の例文もご紹介いたしますよ。
「やってみそ」の意味
「やってみそ」とは、「やってみて」と相手に気軽に勧める際に使われる言葉です。
「やってみて」「やってみな」という言葉が変化したもので、やってほしい事を気軽におすすめするという意味を持つ言葉なんですよ。
「やってみそ」の使い方
友人などの仲のいい関係性の人に何かやってほしい事を勧める際に使われる言葉です。
軽いニュアンスを持っているため、初対面の人や目上の人に対して使うのはNGです。
また、派生語には「やってみそらし」「やってみし」などもありますが、「やってみそ」と同じく既に死語として認識されています。
「やってみそ」の例文
- ぐだぐだ言ってないでいいからやってみそ!
- このゲーム、実は意外と面白いからやってみそ
- ストレッチ毎日してたら肩こり解消したから、みんなもやってみそ
「やってみそ」の元ネタ
この「やってみそ」という言葉は1990年代にチューブに入った味噌を考案したメーカーがその商品に「つけてみそ、かけてみそ」という商品名を付けたのが元ネタです。
このチューブタイプの味噌が大ヒットしたことから、味噌メーカーが次々と同様の商品を発売し、その中に「食べてみそ、やってみそ」という商品があった事で商品とともにその言葉も広く使われるようになったんですよ。
「やってみそ」の類語
つけてみそ
つけてみて、という意味の言葉です。
食べ物を何か調味料などにつけてみて!というシーンで使われています。
食べてみそ
おすすめの食べ物などを友人に勧める際に使われるのが「食べてみそ」です。
「食べてみて!」「食べてみな!」という意味があり、美味しい食べ物はもちろん、不味すぎる・辛すぎる・苦すぎるなど「一度食べてみてほしい」食べ物を紹介する時に使われる言葉です。
まとめ
今ではSNSなどでもあまり使われていない言葉で、完全に死語として認識されているのが「やってみそ」です。
普通に「やってみて!」と表現されることが多く、「やってみそ」という言葉を使うと「古い人」と思われてしまう可能性があります。
また令和の若者世代にはこの言葉自体を知らないという人も多いため、話が滞ってしまう可能性も。
使う際は「やってみそ」の意味を知っている世代間でのみ使うようにするのがおすすめです。