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人々の世代によって通称が決まっていますが、その中の一つ「ゆとり世代」をご存じでしょうか。
言葉としては知っていてもその意味は分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな「ゆとり世代」について意味や何年生まれなのか、いつからいつまでなど基本的な事から、特徴や教育についても詳しく解説していきます。
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「ゆとり世代」とは
「ゆとり世代」とは、「ゆとり教育」と呼ばれる教育改革が実施されていた1987年から2004年の間に生まれた人を指す言葉です。
それまで学校で行われていた学習要領が大きく変わり、それが「量よりも質を」という理念であったため、詰め込みタイプではなく「ゆとり」を持たせたものとなりました。
その教育をメインで受けていた世代が「ゆとり世代」と呼ばれるようになったんですよ。
「ゆとり世代」は何年生まれ?
1987年から2004年の間に生まれた人達が「ゆとり世代」と呼ばれています。
年齢でいうと2023年の現代から見て19歳から36歳になっている年齢を指しています。
「ゆとり世代」とはいつからいつまで?
2002年から2011年の間に小学校や中学校などの義務教育を受けた世代が「ゆとり世代」と呼ばれています。
今までの詰め込むような教育とは違い、個性を大切にし、様々な経験をして人間性を育てるという事を目的としていたゆとり教育ですが、最終的にはこの時代に義務教育を受けていた人達の学力低下を招いただけという結果になってしまいました。
「ゆとり世代」の特徴(と言われている)や教育
指示待ちが多い
自分で考えて行動することが出来ず、何をする場合でも先輩からの指示を待っているというのがゆとり世代の特徴の1つです。
ストレスに弱い
個々の特徴を伸ばすような義務教育を受けているため、外部から与えられるストレスにとても弱いのが特徴の1つです。
ちょっとした叱責や注意で会社を無断欠勤してしまったり、最悪の場合は退職をしてしまうケースも多いと言います。
何よりもプライベートを優先
個人の生き方や意見を大切にするという教育の名残か、自分のプライベートを何よりも大切にする傾向があります。
会社の飲み会は行かない、などどんな事においてもプライベート優先の考え方をしてしまうので「人づきあいが悪い」と思われてしまう可能性が高いです。
まとめ
社会人としては比較的「悪い目」で見られることの多いゆとり世代ですが、ネットリテラシーは高く、情報収集能力も高い世代なので上手に付き合う事が出来れば即戦力となってくれます。
また誉められて伸びるタイプが多い傾向にあるので、悪い所ばかりではなく良い所を見つけて褒めてあげる事が大切なんですね。
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