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人々の世代によって通称が決まっていますが、その中の一つ「α (アルファ)世代」をご存じでしょうか。
言葉としては知っていてもその意味は分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな「α (アルファ)世代」について意味や由来など基本的な事から、特徴やZ世代との違いについても詳しく解説していきます。
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目次
「α (アルファ)世代」の意味
「α (アルファ)世代」とは、2010年代の初め頃から2020年代の半ば頃にかけて生まれた人達を指す言葉です。
ミレニアル世代と呼ばれる世代の人々の子どもにあたり、かつて起こったベビーブーマー世代よりも最大人口の世代となると言われています。
なんと2025年には世界全体で20億人もの人口になる世代だと考えられているんですよ。
「α (アルファ)世代」の由来
「Z世代」の次の世代となる「α (アルファ)世代」ですがなぜ「α」なのでしょうか。
これは現代までX、Y、Zと続いてきた世代から新世代、新時代の始まりを表す世代の名称としてラテン文字からギリシャ文字へと変わったのが由来です。
ギリシャ文字の1番最初の文字である「α」が付けられたのが「α (アルファ)世代」ということなんですね。
「α (アルファ)世代」の特徴
タイパ重視
「α (アルファ)世代」はコストパフォーマンスよりも時間対効果を求める傾向が高いのが特徴です。
動画を倍速で再生する、完全食と呼ばれる「1食でたくさんの栄養素を取れる食事」を好むなど一瞬たりとも無駄な時間を作りたくないという考え方をする人が多いんですよ。
より一層のデジタルネイティブ
小さな頃からインターネットと触れ合っているため、Z世代よりもインターネットが身近なものとなっているのが「α (アルファ)世代」です。
メタバースと呼ばれるオンライン世界でコミュニケーションをとる人も多く、またオンラインゲームをしながら友人とコミュニケーションをとるという人も多いんですよ。
社会課題に関心がある
学校教育の中でSDGsについて学んでいるため、社会や世界を取り巻く課題に対して高い関心を持つのも特徴の1つです。
「ミレニアル世代」と呼ばれる環境への意識が高い人達の世代が親であることが多く、その価値観や考え方を受け継いでいるため、その影響からしっかりと環境問題について考える人が多いんですよ。
「α (アルファ)世代」と「Z世代」の違い
生まれた年代も近く、相違点が分かりにくい「Z世代」と「α (アルファ)世代」。
Z世代の次の世代が「α (アルファ)世代」と呼ばれています。
どちらもデジタルネイティブであることに変わりはありませんが、Z世代よりもより多くのデバイスやデジタルサービスが生まれている「α (アルファ)世代」の方がよりデジタルネイティブであると言われています。
また学校での授業でプログラミングが必修となっているなどZ世代に比べて幼少期からしっかりとデジタル世界に対する基盤が整っていると言えますね。
まとめ
現在から見てまだまだ若い世代である「α (アルファ)世代」はこれから先の世界を担っていくほどの人口となっていると言われています。
日本国内だけではなく海外を見据えたグローバルな働き方にも積極的に取り組む世代であり、コロナ禍を経験したことでリモートワークにも抵抗の少ない世代なんですね。