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「初午」「二の午」「三の午」という言葉をご存じでしょうか。
聞いたことが無いという方も多い言葉だと思います。
今回は「初午」「二の午」「三の午」それぞれに意味や由来について詳しく解説していきます。
2025年はいつなのか?やご紹介いたします。
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「初午」「二の午」「三の午」の意味と読み方
「初午」「二の午」「三の午」とは、それぞれ「2月最初の午の日」「2月2番目の午の日」「2月3番目の午の日」という意味です。
読み方は「はつうま」「にのうま」「さんのうま」です。
この「初午」「二の午」「三の午」という言葉は日付を十二支にはめたものであり、1日目が「子」、2日目が「丑」、3日目が「寅」というように12日目の「亥」で一周となります。
「亥」の次はまた「子」に戻ります。
かつての日本で「1年の始まり」となっていたのは暦の上で春となる「立春」で、2月から4月にかけては農作業をスタートさせる目安にもなっていました。
その年の豊作を願うという意味で、旧暦に基づいた「初午」「二の午」「三の午」には今でもお祭りが行われている地域があるんですよ。
「初午」「二の午」「三の午」2025年はいつ?
毎年必ず巡ってくる「初午」「二の午」「三の午」。
2025年は
「初午」は2月6日(木)
「二の午」が2月18日(火)
「三の午」が3月26日(水)
となっています。
「初午」「二の午」「三の午」の由来
「初午」は奈良時代、五穀豊穣を司る神と言われる「宇迦之御魂(うかのみたま)」が京都にある伊奈利山に降臨した日だと言われています。
降臨された当日は「初午祭」が開催されたと伝えられています。
その後降臨した「初午」には五穀豊穣を願いお祭りが開催されるとともに、商売繁盛祈願のお祭りを開催する日となりました。
「初午」同様に12日周期で巡ってくる「二の午」「三の午」においても同様にお祭りが開催されており、それが現在でも行われているんですよ。
1年の周期によって「三の午」が無い2月もあります。
まとめ
季語は俳句だだけではなく、手紙やビジネス文書などの時候の挨拶でも多く使われており数多く覚えて損はありません。
旧暦に基づいて使われている言葉が多く、現在使われている新暦とはズレがあるので若干の違和感を感じる事もあるかと思いますが
昔の風情を感じながらその言葉をかみしめてみるのもいいのではないでしょうか。