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2025年の新語・流行語大賞に「二季(にき)」という言葉がノミネートされ、大きな注目を集めています。

「最近、春と秋が全然ない」「急に季節が変わる」と感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、流行語「二季」の意味について解説いたします!

流行語「二季」の意味とは?

「二季」とは、日本の気候が、過ごしやすい春と秋が極端に短くなり、長く厳しい夏と冬の二つの季節だけになってしまっている状態を表しています。

本来、日本は美しい四季の移ろいが魅力の国でした。

しかし近年、5月なのに真夏日になったり、10月を過ぎても厳しい残暑が続いたり、過ごしやすい季節を実感できる期間がどんどん短くなっています。

暑いと思っていたら急に冬のような体感温度になったり、冬のはずがゴールデンウィーク頃のような暖かさになってビックリした、などという人も多いですよね。

この「四季の消滅」ともいえる危機的な状況を象徴する言葉として、「二季」が使われるようになりました。

「二季の国」はある?

世界に目を向ければ、もともと季節が二つの「二季の国」は実はたくさんあります。

例えば、東南アジアの国々に見られる「雨季」と「乾季」、あるいは北極圏や南極圏に近い地域の「夏」と「冬」などです。

しかし、今回の流行語「二季」が問題提起しているのは、そうした元々の気候のことではありません。

かつて豊かな四季に恵まれていたはずの日本が、その個性を失い、「二季の国」に変わりつつあるということです。

まとめ

「二季」という言葉は、単なる気候の変化を示すだけでなく、私たちが慣れ親しんだ日本の自然環境が大きな岐路に立たされていることを示すサインです。

四季の移ろいを感じられるようになってほしいですね。

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