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面接はとても緊張してしまいますが、それは他のみんなも同じことです。
緊張している中でも「元気」と「積極性」があると「おっ元気なのがいるな」と思ってもらえますので、まずマイナスなイメージがつくことはないでしょう。
中途採用の転職者は元気だけではダメですが、それでもどんより暗いよりは明るい方がいいですよね。
今回は運輸業界でエンジニア兼新卒採用の面接も担当していたというR面接官にお話を伺いました。
運輸業界、エンジニアに興味がある人は、転職組の人もぜひ参考にしてみてください。
運輸業界・エンジニアの就活面接「聞かれたことに簡潔に回答する!」
名前 R面接官
年齢 37歳
業種 運輸業
私は運輸業界でエンジニアとして働いています。
普段はエンジニアとして働いていますが、新卒採用の時期になると総合職採用の1次面接も担当しています。
基本的に面接では、人の目を見て、聞かれたことに対してきちんと答えられるか、という点を見ています。
就活生は質問に対し、色々喋っているうちに何を言っているのかよくわからなくなってしまう人も多いので、そうならない人を選んでいます。
聞かれたことに対し、簡潔に必要なことを回答し、こちらからさらに質問したくなるような人は私の中では好印象です。
逆に、一つの質問に対し、グダグダと色んなことを回答しているうちに着地点がよくわからなくなってしまうような人はNGです。
同じ企業に入り、一緒に仕事をすることを考えると、コミュニケーションがしっかりとれるというのは大前提です。
そのため、質問に対する回答の仕方を特に重視しています。
また、私は運輸業のエンジニアで、採用ももちろんエンジニアの採用を担当していますので、なぜ、この業界なのか?その中でなぜこの企業なのか?という質問を必ずするようにしています。
これは、ジョブマッチングを兼ねてのものです。
運輸業界のエンジニアは、直接的にものづくりをするということはあまりありません。
直接的にものづくりをしたければメーカーや建設会社を志望するべきで、実際にそのような企業も候補に入っている人も多いためあえて、なぜこの業界なのかを質問するようにしています。
ここで、しっかりとした答えが返ってくると高評価になります。
練習した回答よりも、何を聞かれているか
また、もう一つ必ずする質問が、学生時代に一番頑張ってきたことについてです。
これについてはエントリーシートに書くことも多く、多くの人がアルバイトや研究、サークル活動や留学であったりするため、比較がしやすいという点があります。
その中でも自分が何に課題を感じ、それをどのように解決することで、周囲に貢献することができたのかを分かりやすく説明できることを期待しています。
多くの方がこの質問に対しては回答をしっかりと準備しています。
しかし、準備しているからこそ、喋りたいことが多すぎて簡潔にまとまっていないことが多いです。
本人に自信のあることについてはみんな喋りたがります。
そこをぐっとこらえて、相手のことをまず考え、相手が何を質問しているのか、そのための答えとして適切な答えは何かを考えることのできる人を求めているのです。
私の勤める企業の採用傾向としては、元気がよく、積極的な人をよく採用しています。
これはどこの企業も同じことかもしれません。
面接の中で、よく「最後に質問はありますか?」ということを尋ねますが、そこで、自分が面接の中で分からなかったことなどを質問してくるくらいの積極性が欲しいと感じています。
もちろん、ただなんでも質問する積極性ではなく、事前に企業分析をしっかりとやった結果の質問でなければなりませんが、その姿勢は面接官に十分伝わります。
企業分析は念入りに!
もう一点重要視しているのが、企業分析です。
就職活動において、企業分析をその企業を知ろうとするのは当たり前のことです。
面接をしていて、明らかに企業分析・業界分析が足りていないと感じた場合はそれだけで不採用としています。
就職活動という人生の大イベントでしっかりと勉強して望めない人が入社して働きながら学び続けられるとはとても思えないからです。
まとめると、私は面接官として、コミュニケーション能力、積極性、勤勉性を重視していることになります。