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転職活動はさくっと次が決まってキャリアアップする人もいれば、なかなか転職先が決まらず気づけば転職活動を初めてもうすぐ半年以上・・なんて人も。
転職に成功する人、失敗する人の違いはなんでしょうか?
こちらのコーナーでは現役・元転職エージェントに「転職に成功する人、失敗する人の特徴は?」を伺ってみました。
自分は転職が「うまくいかない、失敗する側の特徴」に当てはまっていないか、もし心当たりがある、、なんていう場合は是非成功する人の特徴を掴んで実践してみてください!
転職に成功する人の特徴は「自分の失敗をきちんと受け止める人」
名前 そらねこ
年齢 36歳
転職エージェント歴 3年
2007年に大学を卒業し、医療機器メーカーに就職しました。
4年で退職し、別の医療機器メーカーに転職して、2年前に転職エージェントに移りました。
転職エージェントに転職した理由としては私自身も転職経験があり、以前の職場ではほとんど中途採用だったため、
様々なバックグラウンドを持った社員と仕事をする中で、転職について興味を持ったからです。
転職という人生の一大事に向き合う仕事は様々なバックグラウンドを見ることができる転職エージェントは面白い仕事です。
これまで仕事をしてきた中で、転職していく人たちも多く見てきました。
転職後も連絡を取り合っているケースがほとんどです。
その転職がどうだったかではなく、転職した後にどのようにして生きていくかに興味があるためです。
成功か失敗かは人それぞれの基準があるため一概に判断はできないと考えています。
給料が下がっても自由な時間が欲しいと言う人もいれば、何時間働いてもお金が欲しいと言う人もいます。
転職に成功する人
その中で私が転職に成功しているな、と感じる人は、「自分の失敗を人に面白く語れる人」だと思っています。
失敗を肯定的に捉えられる力と、人に面白く語るということでアウトプットする力があるためだと思います。
また失敗を失敗と捉える素直さがあり、素直さは新しい環境で学んでいく上で最も重要なことだと思います。
成功体験は語る人は多いですが、失敗を語る人の方が信頼を集めていると感じます。
失敗を人に面白く語れる人は多少、話を盛りますが、嫌味さはなく、聞いていて楽しいものです。
転職に失敗する人
逆に転職に失敗する人の特徴ですが、「自分の失敗をうまく語れない人」だと思っています。
私の感じる転職に成功する人、とは逆です。
面談の際、失敗経験を聞くのですが、あからさまに表情が曇ったり、なんで失敗経験を聞くのかと逆に質問してきたり、会話が途切れるケースがあります。
転職を考える理由として、失敗から逃げることを考えるあまり、失敗の原因を注視せずに、現在の会社に居場所がなくなりつつある状況なのかな、と考えてしまいます。
また、そのような人は愚痴が多い傾向もあります。
うまくいかない原因を自分ではなく環境や他人のせいにします。
このような人たちは転職後に連絡が取れなくなるケースが多いです。
おそらくまた同じことで転職を考えているのだと思います。
一緒に働いているときから、転職したら連絡が取れなくなる人、というのは大体わかります。
そもそも約束を守らない人はNG!
私の場合、お断りしている転職者ですが、失敗する転職者の特徴である、失敗をうまく語れない人と約束を守らない人はお断りしています。
約束を守ることは社会人として必要最低限のマナーだと思います。
それができないのでは、面接の日程も守れない可能性があり、私自身の評価を落とすことにもなりかねないためです。
もちろん理由があって事前に連絡があれば良いのですが、中には連絡すらせずに人も見受けられます。
冷たい言い方かもしれませんが、転職エージェントにとって転職先の企業は「お客様」であり、転職者は「商品」です。
お客様には良い商品を進めたいと思うことは当然だと思います。
なぜなら、良い商品を提供することで、評価が上がり今後も追加で商品を検討していただける機会が出てくるからです。
約束が守れない人は悪い商品と言わざるを得ません。
そのことを理解せずに自分の希望だけで話をしてくる人には、一応応募させて、ダメなので諦めましょう、と言って諦めてもらいます。
転職の成功、失敗は転職先が決まっただけではわかりません。
エージェントとしては転職先が決まれば成功ですが、転職者が求めていた環境が手に入らなければ成功とは言えません。
私の場合、これまでの経験からしか判断することはできませんが、すべては転職者自身の考え方だと思います。