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「サーバー」という言葉を聞いて、すぐに説明ができますか?
分かるようで分からない、しかも次々と登場していくIT用語。
業界について勉強し始めたばかり!という方にも分かりやすいようにまとめました。
これで「サーバー?聞いたことはあるけどよく知らない」から卒業しましょう!
今回は、サーバーについて解説したいと思います。
サーバーとは
サーバーとは、サービスや機能を提供する側のコンピュータ全般を言います。
ただし、サーバーという名前の機器が存在するわけではありません。
サービスや機能を提供する場合、「24時間稼働」や「100人が同時に利用したい」など様々な条件があり、提供する側のコンピュータは一般的に販売しているコンピュータとは別に高い性能が必要となります。
サーバーとしての役割を果たすことができるコンピュータをサーバーと言います。
また、サービスを提供する側と利用する側のコンピュータが性能のコンピュータでも、サービスを提供する側の役割を行うコンピュータをサーバーと呼ぶことがあります。
サーバーの種類
一般的な代表的なサーバーを紹介します。
1. Webサーバー
WebサーバーにはWebページをクライアントに表示する上で必要である、文章が書かれたHTMLファイル、ページ内の構成やデザインを調整するCSSファイル、画像ファイルなどが納められています。
Webサーバーは、格納されたWebページの情報をクライアントに要求された時に取り出して送ります。
2. メールサーバー
メールを送受信する際にはメールサーバーが使われています。
送信用と受信用でサーバーが分かれており、送信サーバーはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバー、受信サーバーはPOP(Post Office Protocol)サーバーが使われています。
メールサーバーからの承認を得ることで、メールソフトで送受信をすることができます。
3. データベースサーバー
データベース(有機的に整理・蓄積されたデータ群)を搭載し、データベース管理システムが働いているサーバーをデータベースサーバーといいます。
クライアントからの要求を受けて、データベース内で整理されている情報を検索し、処理結果を返します。
4. DNSサーバー
DNS(Domain Name System)サーバーとはIPアドレスとドメインを結びつけるためのサーバーです。
IPアドレスとはWeb上の媒体の識別番号であり、その覚えにくい数字の羅列に名前を付けたもの(例:https://www.ドメイン)がドメインと呼ばれるものです。
個人を識別するための住所ともいえるIPアドレスをドメインに変換するDNSサーバーは、インターネットを利用する上で欠かせないものと言うことができます。
5. FTPサーバー
FTP(File Transfer Protocol)サーバーは「ファイル転送プロトコル」とも呼ばれ、Webサーバーにファイルを送受信するために用いられます。
Webサーバーはアクセスがあった場合にファイルを送信するだけでしたが、FTPサーバーでは、クライアントがコンピュータからサーバーにデータをアップロードしたり、サーバーからデータをダウンロードしたりすることが可能になっています。
Webサイト(ホームページ)作成の際にはWebサーバー上に新しいファイルをアップロードするためにFTPサーバーが用いられています。
6. SSHサーバー
SSH(Secure Shell)サーバーはクライアントの情報を暗号化するサーバーです。
従来のリモート通信方法では個人情報の暗号化がなく、情報が漏洩してしまうことがありました。そこでパスワードや暗証番号などの個人情報等を送信する際に、SSHサーバーによって暗号化してから安全にリモート送信できるようになりました。