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インドネシアのジャカルタに海外赴任して8年目になります。
インドネシアが好きで、こちらに来ましたので赴任歴はインドネシアのみですが、その分現地に根差した生活をして、仕事以外にも現地の人々とのネットワークづくりを心掛けております。
企業は日本人が経営する現地企業です。
海外赴任のメリット・デメリットについて
私は好きでインドネシアにおりますので、メリット以外にありませんが、
やはり東南アジアということで人によって好き嫌いが両極端に分かれます。
また、自称インドネシアが好きでやってきたが、理想(バリのリゾートのようなものをイメージしてくる若い人が稀にいます)と現実があまりにも違って、
やりたいことが出来ずにすぐに帰国してしまった例というのも少なからず見てきました。
やはり、現地の人の時間に対するルーズさ、約束を守らない等を言い出したらキリがありません。
しかし、現地に住まわせてもらっているという気持ちを忘れてはいけません。
郷に入れば郷に従え、現地のしきたりにさえ順応すれば、デメリットというものは自ずと消えてゆきます。
そうしたときの最大のメリットは、物価が上がっているとは言えまだ安いですので無駄遣いさえしなければ、かなりの貯金が出来ます。
さらに定期預金の利子も5%以上がデフォルトです。
また、現地企業では基本的に副業を認めています。
会社の机に向かっていながら、別のことをしていることはよくあります。
日本人からするとそういうところがストレスに感じるのかもしれませんが、現地流に従って、自らもそういう働き方をすれば良いのです。
海外赴任は単身と家族帯同どちらがいいか?
私は単身で赴任し、その後現地でインドネシア人と結婚しました。
ただ、家族帯同で来られている方もかなりいます。
それは、日本人向けの教育機関がしっかりと整っているからです。
ジャカルタ日本人学校は約2000人の生徒を抱え、敷地だけで言えば東南アジアで一番大きいと言われています。
さらに、進学指導をする塾も複数存在しており、サービス競争していますから質が高いです。
日本の塾と同じ水準で教育を受けることが出来ます。
さらに、海外からの受験では帰国子女枠が使えるため、日本からの受験ではちょっと入りにくい学校に案外簡単には入れることもあるのでお勧めです。
教育関係以外にも、多くの駐在者がいることを反映して、たいていのショッピングモールには日本の飲食チェーンの店舗が複数入っていたり、イオンをはじめとした日系のスーパーも多くあるので、生活にはなんら困りません。
それくらいジャカルタの暮らしは周辺各国と比べても恵まれています。
ただ注意しなければならないのは、交通渋滞で、私のような現地企業の社員は電車通勤ですのでそのような渋滞には無縁ですが、日系企業は車での通勤を奨励しているため、家を出る時間をかなり早めにするなど、工夫をされているようです。
日本人学校行きのスクールバスも早いところでは6時にはお迎えが来てしまいます。
海外赴任の給与や待遇について
現地企業で働いている私は実は該当しないのですが、日系企業の駐在員として赴任する場合は日本でもらうよりも多くの給与を得ることが出ます。
基本的に基本給+海外手当(または危険地手当)が出ますので、通常の1.5倍程度の手取りがあると言われています。
さらに、現地企業に出向として赴任する場合は、日本国内での給与は継続的に支払われ続けていながら、さらに現地企業からの給与を貰うことになります。
しかも、住民票を海外に移した場合、日本でかかる諸々の税金も引かれませんので、そういう面でも日本より多くの給与を手取りとして得ることが出来ます。
私はもう長くこちらにいますので、日本には一切の税金を支払っていませんので、そういう意味では現地企業の安月給ですが、お得に暮らしています。
加えて、日系企業での赴任では送迎用の車とドライバー、さらにはメイド付きの豪華アパートメントまで支給されますので、至れり尽くせりと言えるでしょう。
お父さんたちは日本での通勤、またお母さんたちはママチャリでの買い物の生活に戻りたくないと口をそろえて言っています。