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私は現在タイに赴任しています。
赴任して1年ちょっと経ちました。
会社とは一応3年間、という約束で赴任していますが延びそうな雰囲気です。
日本企業の海外製造拠点で製造サイトのライン開発、管理及び原材料を調達(近隣の国に出張して原材料の取引先を選定、契約)する仕事に従事しています。
ここでは急遽タイへの海外赴任が決まった時に必要だった準備や手続きに関してお話したいと思います。
1、海外赴任を内示を受けてから実際に赴任するまで(公的手続き編)
あまりないパターンだと思いますが、タイ赴任の3か月切ってる時に打診されました。
迷う暇は無く、行きます!と即答でした。
私の会社は年初に1年間の目標と今後のキャリアについての希望を提出するシステムがあるのですが、3年前から海外赴任について希望を出していたのでこのチャンスを逃したくないというのが大きかったです。
配偶者への確認は後回しになってしまいましたが、私の希望は知っていたので「ああ、そうなんだ。」ぐらいの反応でしたね。
大変だったのは商業ビザ取得に必要な書類を集めたり、ワクチン接種の時間が取れないことでした。
自分で手配するのは戸籍謄本、大学の卒業証明書、パスポートの更新(期限切れが近かった)です。
大使館に申請して商業ビザが承認されるまで約1か月ほどかかります。
出張が多かったのでその隙間を縫ってパスポートを更新したり、書類を取り寄せました。
ワクチンも1回に2種類、2週間感覚を開けて打つように医者から言われたんですが、その猶予がなく無理を言って1回に5種類打ってもらいました笑(←自己責任だからね!と何度も念をおされたので、おすすめしません。)
ビザ申請には現地法人からのインビテーションレターも必要なのですがこれが一番ヒヤヒヤしました。
大使館は予約制で、東京はすぐ予約が埋まってしまいます。
現地に何度か電話し、届いたのは予約した日の前日の夜でした。
2、海外赴任を内示を受けてから実際に赴任するまで(身の回り編)
携帯電話
私はずっとアンドロイド端末を使っていたのですが、赴任先でSIMカードが支給されること、もし壊れることがあっても現地で買える端末、ということでiPhoneに変更をすることになりました。
SIMフリー端末???ってなる機械オンチなので、配偶者に助けてもらいました。
窓口に電話番号を預かるサービスに申し込みに行ったら「この場ですぐ預かるため、この番号は今から使えなくなります」と言われて困惑しました笑
あと2週間日本にいるのにって。
結局赴任後1か月以上日本の電話は契約したままでした。
データの移行とかLINEの引継ぎとか、アンドロイドからiPhoneってものすごく大変で、何度も相談センターに電話しました。
身の回りの物
赴任するまで時間が無かったのと、住む場所が決まっていなかったのとで航空便、船便は一切使いませんでした。
赴任までに2度現地に行くタイミングがあったので、洋服や靴、洗剤、シャンプー、洗顔用品等身の回りの物を段ボールに入れて持っていき、オフィスの隅に置かせてもらってました。
現在バンコクに住んでいるので日本の製品はある程度手に入るのですが、高いです。
最低でも1.5倍くらいはします。
日本人御用達のFujiスーパーが有名ですが、取り扱っている製品は多く無いので日常的に使用するものは可能な限り持っていくことをおススメします。
3、赴任後の生活
赴任後半年近く、家電付きのホテル住まいでした。
2ベッドルーム2バスルームなので広さは申し分なく、朝食つきでしたので最初のころは快適でしたが、毎朝同じメニューのビュッフェはさすがに飽きました笑。
洗濯機はついていたのですが干すところが無く、さすがに困ったので現地スタッフに頼んでIKEAに連れて行ってもらいました。
日本のビジネスホテルみたいにバスルームに洗濯紐があると便利なんですけどね~。
半年ほど経って仕事も生活にも慣れ、余裕ができたので不動産屋に依頼してマンションを探しました。
譲れない点は静かな場所、ウォシュレット付き、徒歩圏内にスーパーマーケットがあること、でした。
バンコクって通りによって行き止まりだったり、他の通りに抜けられたりと本当に不規則なんです。
特に大通りに抜けられる通りは朝と夕方、身動きが取れなくなるくらい渋滞します。
なのでそういう通りに面している家は避けました。
ウォシュレットは日本製を持っていくべし!という記事を読んだことがありますが、家によって取り付けられないことがあるので現地の不動産屋に手配を任せるのがベストです。
あ、バンコクのウォシュレットは水が基本で、温水が出る機能は無いです。
さほどこだわりは多くなかったのですが、現在バンコクはマンション建築ラッシュということもあり、運よく希望を満たす新築の部屋に入居することができました。