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IT・通信業は転職や就職でも人気の職業ですね。
せっかく面接まできたら最後まで気を抜かずにがんばりたいものです。
今回はIT・通信業で人事担当として面接官をされていたTさん(37歳)に面接の際に見ていたポイント、よくしていた質問、こういう面接者はNG!というのを伺いました。
目次
きちんと立つ・歩くは基本!姿勢は常に見られている!
IT・通信関係の会社に所属し、昨年度まで人事担当として1週間に5名程度のペースで面接していました。
面接に来ていただいた方について、まず目を向けるのは姿勢と身だしなみです。
体型には個人差がありますが、きちんと立とうと思っている方は立ち方がきれいです。
また、きちんと歩こうとしておられる方は、歩き方が整っています。
姿勢よくこちらの目を見て話してくれるか否かを注意してみていることが多かったです。
身だしなみも同様で、髪形や服装なども細かいところに気を配っているか否かを見ていました。
例えば髪形についてですが、短髪であるか長めの髪型であるかに関わらず、整えようとしているか清潔に保とうとしているかに注意していました。
服装や靴などは「大切に使っていそうか」を見ている!
もう一つ、服装についてです。
スーツ、靴、腕時計などを身に着けて面接にいらっしゃる方が大半ですが、これらの古いか新しいかに関わらず、手入れされているか大切に使っていそうかという点に注目することが多かったです。
無論、男女問わず、同じ部分に注意していました。
いつも面接者にしていた質問2つ公開!
いつもしていた質問は二つあります。
1、「仕事中に困難にぶつかったときどう解決するか」
一つ目は「仕事中に困難(単に困ったことでも可)にぶつかったとき、どう解決しますか」という質問です。
この質問は、新卒の方にも中途採用の方にも聞いていました。
できる限り具体的に答えていただけるように促し、場合によっては追加の質問をしました。
独りよがりに解決しようとせず、同僚や先輩、上司を協力して解決しようとする協調性を判断したいためです。
2、「自分の強みや弱みについて」
二つ目に「自分の強みや弱みをどのように考えますか。」
できるだけ具体的に教えてください」という質問です。
これも新卒と中途採用に関わらず聞いていました。
中途採用の方には追加で「弱みはどのように改善していこうと考えますか」などの質問をしていました。
自分や他者に関する分析の力や意欲を判断したかったためです。
強みや弱みの内容ではなく、どのように分析したかに重きを置いていました。
こういう面接者はNG!
NGな面接者についてですが、一つのポイントを挙げることは、私には難しいので、いくつか例を挙げます。
1、会場に入ってからダラダラとした歩き方をする方や、特に理由なく足を投げ出すように椅子に座る方はNGとすることが多かったです。
2、また、質問者の目を見て話をしない方やはっきりとした発音で話していただけない方もNGになることが多かったと思います。
3、特に受け答えについては、声が小さくともはきはきと答えていただけない場合には減点対象でした。
4、次に質問に対して明らかに的外れな回答をしてしまう方も、大きく減点していました。
合格する面接者の方については、上記のNGポイントが無い方でした。
背筋を伸ばして歩く(そういう努力をしている)方や、椅子の座り方に気を配っている方。
特に中途採用の方は、立ち居振る舞いをよく見させていただきました。
中には足の不自由な方もいらっしゃいましたが、もちろん足を見るのではなく全体を見ていました。
目を見て話をすることが実がてな方もいらっしゃいますが、質問に答えようと、どうにかしてこちらを見て話す努力をしていただける方の合格が多かったです。
受け答えに関してですが、緊張からちぐはぐな回答をしてしまうことは誰にでもあります。
それでも「なんとか正しく答えよう」としていただける方には、やはり好感を持ちました。
まとめ
新卒で、これから面接を受ける方に対して「普段通りの自分を見せるほうがいい」というようなアドバイスがありますが、鵜呑みにしてはいけないと思っています。
面接を受けようとする会社に対して、きちんと情報収集をし、立ち居振る舞いの練習をして臨んでほしいと思います。
上記をやるかやらないかでは、そもそもの印象が違います。
中途採用の方には、より深い分析が求められるのではないかと思います。
自己への分析や経験への分析など、強みをしっかりと用意していただきたいです。