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「人生を謳歌する」
このように使う「謳歌」という言葉があります。
小説や色々な文章の中ではしばしば使われる言葉です。
なんとなく幸せそうな響きの言葉ですが、少し難しい言葉ですのであまり家族や友人との日常会話では使いませんよね。
意味をきちんと調べたことがない人も多そうですので、この機会に確認しておきましょう。
今回は、「謳歌」の意味と使い方!「人生を謳歌する」とは?【例文つき】についてご説明いたします!
「謳歌」の意味
「謳歌」は「声を合わせて歌うこと。また、その歌」「声をそろえて褒めたたえること」「恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと」という意味です。
「おうか」と読みます。
「謳」は「うたう。うた」という意味の漢字です。
「謳」も「歌」も、「歌」「歌う」ということで、同じような意味の漢字が重なった熟語であるとわかります。
「謳歌」はその文字の通り、もともと声を揃えて歌うことを意味する言葉です。
そこから、歌だけではなく声を揃えて褒めたたえるという意味になりました。
さらにそれが変化して、「恵まれた境遇を大いに楽しみ喜び合う」という意味で使われるようになりました。
「謳歌」の使い方
「謳歌」は「謳歌する」という形で、「恵まれた境遇を大いに楽しみ喜び合うこと」という意味で使います。
元々の意味は「声を合わせて歌う」であったり、また「声を合わせて褒め称える」という意味もありますが、このような意味で使うことは今ではあまりないでしょう。
自分の置かれた良い境遇や、持っている幸せを存分に味わうということで、いい意味の言葉です。
「自由」や「平和」、「青春」など「謳歌」するものは様々ですが、いずれにしても自分にとって喜ばしい恵まれた境遇を、隠したりせずに思い切り楽しみ喜ぶということです。
【例文】
- 彼らは青春を謳歌している。
- 海へキャンプへと出かけ、夏休みを謳歌する。
- 実家を出て一人暮らしを始め、自由を謳歌している。
- 志望校に合格し、これから学生生活を謳歌しようと思う。
「人生を謳歌する」とは?
「謳歌」はよく「人生を謳歌する」という形で使われていますよね。
「人生を謳歌する」は「人生を喜び楽しむ」ということです。
生きることの楽しさや素晴らしさを実感しながら暮らすということですね。
「人生を謳歌する」といっても、どのようなことに人生の喜びを見出すかは人それぞれです。
たとえば、
- 趣味を極める
- たくさんの人と交流する
- 大恋愛をする
- ビジネスで成功を収める
などなど、一人一人「人生を謳歌する」の内容は違いますから、「人生を謳歌する」とは何をすることなのか、という正解はありません。
共通して言えるのは人生の中で精一杯よい経験をする、後悔しないような生き方をするといったところでしょうか。
ぜひ自分なりの「人生を謳歌する」方法を見つけたいですね。
【例文】
- 彼は生き生きとして、まさに人生を謳歌している。
- 退職後は年に数回趣味の海外旅行に行き、第二の人生を謳歌している。
- 人生を謳歌するためにも健康には気を配っている。
- 人生をもっと謳歌したい。
「謳歌」の類義語
「謳歌」の類義語には次のようなものがあります。
- 満喫(十分に楽しむこと)
- 堪能(十分に満足すること)
- 享受(受け入れて自分のものとすること。受け入れて、味わい楽しむこと)
- 享楽(快楽にふけって、十分に楽しむこと)
これらは「楽しむ」意味での「謳歌」の類義語です。
「歌う」意味では
- 合唱(音楽で、二つ以上の声部を組み合わせて大ぜいで歌うこと)
- 斉唱(おおぜいが声をそろえて同じ旋律を歌うこと)
「ほめたたえる」意味では
- 賞賛(偉大なもの、もしくは神聖なものとしてたたえること)
- 賛美(ほめたたえること)
などなどがあります。
まとめ
「謳歌」は恵まれた幸せをみんなで楽しみ喜び合うという、とてもいい意味の言葉でしたね。
人生を謳歌するには色々なやり方があると思いますが、一度きりの人生、思い切り楽しんで謳歌したいものですね。
ぜひ参考になさってください。
最後までお読みくださりありがとうございました!