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IT業界への就職、転職を考えている人も多いですが、流れの早い業界だけに面接官が面接者のどういった点をみているのか気になりますよね。
今回はアドテクノロジー(アドテク)業界に勤務し、面接官もされているHさん(49)に面接の際にみているポイントやどういう人が受かるのか?ということなど伺いました。
アドテク業界への転職は即戦力を意識!
私の会社アドテク業界のグローバルベンダーで、日本ビジネスの責任者をやっています。
日本のビジネスがスケールするに当たり、一緒に戦ってくれる仲間を探しています。
私がいつもしていた質問は、自分がやってきて壁であったところを、一緒に疑似体験するような質問をしてきました。
例えば、日本と海外の商習慣はことなり、日本人は表現が曖昧で、直接的な表現は使いません。
なので海外の人間からすると、この曖昧な表現はよくわからないもので、自分だったらどのようなアプローチで、本心を聞き出すか?といったような質問を投げかけます。
質問の正解はありません。
その質問に対してどのようにアプローチするかの論理的思考のプロセスをみています。
回答自体にはきれいな回答を望んでいなくて、その回答が泥臭くても、その人なりの回答があれば、問題ないと思っています。
加えて大切にしているのは、日本市場において一緒に戦ってもらうので、パッションのある人を希望しています。
というのは単純に雇用を求めて会社に入ってくるような人は不要で、この会社だからこういうことを求めてきたと言う人の情熱をみています。
あとこれは顔をみています。
器量というわけではなく、表情やコミュニケーションを取るときの表情をみています。
こういう面接者はだめっていうのは特にないのですが、自分だったらこれをしてくるということをしてきてない人は印象的に悪いです。
会社の事業内容をしっかり調べてこない人は論外!
例えば、会社の事業内容を調べて来ないで、面接に来る人のような人はNGです。
というのは会社と言うのは自分を磨く場所、会社に入れば自分の価値を、そとの市場価値をあわせて磨いていかないといけません。
つまり、仕事は上から降ってくるものではないと言うことで、自分なりに創意工夫して成し遂げるとともに、常に外の市場との価値を切磋琢磨して磨き上げることが重要だと思ってるので、
なにも調べて来ないような人は、この時点で採用はないかと思います。
また面接にきたときに雰囲気が重要だと思うので、清潔感がないような人はNGになります。
受かりたいなら事業アイデアをプレゼンするのもあり!
こういう人が受かると言う点でいうと、やはり即戦力系の雇用機会であると、求める能力とは別に新しい事業アイデアを持ち込んでプレゼンすることが、キーとなるポイントではないでしょうか?
例えばその会社の事業を理解し、今後2年以内にやるべき新事業を提案し、その事業をやる上で自身の経験・スキルが寄与することを定性的・定量的にプレゼン的れば、100%私なら面接OKとします。
やはり、このポイントは即戦力での雇用ではどの会社でも重要なポイントだと思います。
なぜならば需要過多であれば別ですが、会社として雇用コストに対してどの程度レバレッジかけて会社に収益を与えてくれるのかが重要だと思います。
あとうちの会社特有なのですが、面接回数が多いので、会社の雰囲気及びチームとして、働いていけるかと言う点に関してもみます。
技術集団であり、本社の文化・思想が強いので、その文化・思想を迎合する人でないと長続きはしないからです。
その雇用の時々で、テクニカル人材だったり、アカウントマネージメント人材だったりするのでその時々多少違うのですが、上記の質問はベースとなる質問になります。
まとめ
会社と言うのは、報酬を受けるだけの場所ではなく、自分の価値を与え続ける、更に自分を磨く場所だと思います。
限られた時間の中で最大級に価値を与え自分を磨くには、自分なりに時間を費やし計画することが重要だと思います。
そうすれば自ずと面接時になにをするべきかストーリーが出来上がると思います。
そのストーリーをプレゼンできる舞台が面接だと思うので、その舞台で最高のパフォーマンスを発揮してください。
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