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かつて若い女性が使用していた「アッシー」という言葉を知っているでしょうか。
今では聞いたことも無いという世代が多くなってきたのではないかと思います。
今回はそんな「アッシー」について意味などの基本的な事から、「アッシー君」が流行したのはバブルの時なの?という疑問にまでしっかりとお答えしていきます。
「アッシー」の意味
「アッシー」とは、女性に呼ばれて「送り迎えだけ」をする男性を指す言葉です。
女性の「足」となる、という意味から「アッシー」「アッシー君」と呼ばれていました。
もちろん呼ばれるのが深夜でも早朝でも喜んで迎えに行くのがアッシー君であり、ガソリン代は自腹です。
それだけにとどまらず、お迎え要請があった時の為に、エンジンがちゃんとかかるか、車体はピカピカに磨かれているか、車内は女性が乗るに相応しい清潔さか、を常にチェックすることも欠かせません。
モテる女性になると、アッシー君を何人も確保しておき、その日の気分や乗りたい車などによって呼ぶ人を変えるという高等テクニックを使っていたと言われています。
「アッシー」が流行ったのはバブル時代?
「アッシー」「アッシー君」という言葉が流行ったのは1980年代から1990年代前半です。
世間はバブルの好景気で賑わいを見せており、毎夜羽振りよくお金を使う女性も多くいたそうです。
また多くの人が経済的に満たされていた時代なので、自家用車を持っている男性も多く、高級車の所持率も高かったと言われています。
そんな時代背景も相まって、アッシー君という言葉や存在が誕生したのではないでしょうか。
「アッシー」の例文
- 今日アッシー君つかまらなかった、まじ最悪。
- 私のアッシーは外車で来てくれるんだ。
- 昨日のアッシー、車内香水臭くて喧嘩になったんだよね。
「アッシー」の類語
「アッシー」が女性の足となり車を出す人、という意味ですが実はこのバブル期に誕生したのは「アッシー君」だけではありません。
女性にご飯をおごるだけの存在である「メッシー君」、ブランドなどの高級品を貢ぐ存在の「ミツグ君」など、いわば「兄弟」ともいえる〇〇君がこの時代には多く存在していたんですよ。
まとめ
バブル時代ならではの存在・言葉がこの「アッシー君」なんですね。
もちろん男性側はその呼び出しに喜んで応じていたわけであり、送迎をしてほしい女性と「短時間でもデート気分を味わいたい」男性の思いがマッチしているとも言えます。
ある意味win-winの関係に見えますが、今では少し炎上案件となってしまう可能性もあるという点に時代の流れを感じますね。