「不躾」の意味と使い方!「不躾な質問・お願い」とは?【類語・例文つき】

「不躾」という言葉、よく見聞きすると思います。

「不躾なお願いですが…」

「不躾な質問ですが…」

などのように使われていますね。

よく耳にする表現ではありますが、いざ自分で使うとなると、どのような場面でどう使えばいいのか迷ってしまいませんか?

ビジネスシーンでもよく使われる表現ですので、しっかり確認しておきましょう。

今回は、「不躾」の正しい意味と使い方、「不躾な質問・不躾なお願い」とは?についてご説明いたします!

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「不躾」の意味

「不躾」は、「礼を欠くこと。無作法なこと。またそのさま。」という意味です。

「無作法」「無礼」「失礼」などと同じような意味ですね。

「ぶしつけ」と読みます。

「躾(しつけ)」は「礼儀・作法を教え込むこと」という意味です。

子供のしつけ、ペットのしつけなどとよく言いますよね。

「不躾」は文字どおり、躾がないということですから、無礼・無作法という意味になるわけです。

「不躾」の使い方

「不躾」は無礼や無作法という意味でした。

ですから、相手が無礼なときや自分が無礼なときに使います。

しかし、実際には自分の発言や行動に対して「不躾」を使うことが多いです。

目上の人に向かって自分の言動を、失礼かもしれませんが、とへりくだって言うわけです。

相手に向かって「不躾ですね」などのように使うことは少ないでしょう。

もしも、目上の人に「君は不躾だね」などと言われた場合は、かなり怒らせてしまったということかもしれませんね。

また、「不躾」はへりくだる意味の言葉ですので、あまり多用しすぎると逆に軽薄な印象になってしまいます。

本当に相手への敬意を持って、適切な頻度で使うようにしましょう。

【例文】

  1. 不躾ではございますが、よろしくお願いいたします。
  2. 不躾ながら、これから訪問させていただいてもよろしいでしょうか?
  3. あの人は年下の人に対しては不躾な態度をとる。

「不躾なお願い」とは?

「不躾」は、ビジネスシーンなどでよく「不躾なお願い」「不躾な質問」という形で使われます。

まず、「不躾なお願い」という表現は、目上の人に何かお願いをするときに使います。

といっても例えば上司に「出勤簿にハンコを押してください」というような、毎日頼むようなことに「不躾なお願い」は大げさなので使いません。

使う場面としては、そのお願いが相手にとって急なことであったり、込み入った面倒なことであったりする場合になります。

そのようなときに「不躾なお願いですが…」ということで、「急にお願いして申し訳ないのですが」「お手数をおかけするので恐縮なのですが」というような気持ちを表すことができます。

「恐縮ですが」「申し訳ありませんが」などとつけると、より丁寧です。

ただし、「不躾」を使っていても、あくまでも一方的に何かをお願いするという意味には違いありませんので、前後の文脈でも失礼のないように気をつけましょう。

【例文】

  1. 不躾なお願いですが、新商品の資料もつけていただけると幸いです。
  2. 不躾なお願いで恐縮ですが、ぜひ⚪︎⚪︎様をご紹介していただけないでしょうか。
  3. 不躾なお願いで申し訳ございませんが、来月の記念式典でスピーチをしていただけませんでしょうか。
  4. 先日は私どもの不躾なお願いにも快く対応してくださり、感謝いたしております。
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「不躾な質問」とは?

「不躾な質問」も、同じように相手に質問するときにへりくだる意味で使うことが多いです。

これもどんな質問にもつけるわけではなく、相手にとってその質問が突然であったり、立ち入ったことであったりするときに使います。

「不躾な質問ですが…」とすることで、「失礼なことをお聞きしてすみません」「不快に思われたら申し訳ないのですが」というような気持ちを表すことができます。

これももちろん、「不躾」とつければどんなことを聞いてもいいというわけではありません。

あくまでも謙譲の表現ですので、相手を不快にさせないように配慮して質問をするようにしましょう。

【例文】

  1. 不躾な質問ですが、あの本に書かれていたことは本当にあったことなのですか?
  2. 不躾な質問ばかりして申し訳ございませんでした。
  3. 不躾な質問で恐縮ですが、これはどちらでお買い求めになられたのですか?
  4. 不躾な質問で申し訳ございませんが、会費はおいくらか教えていただけませんか?
  5. 彼は不躾な質問にも嫌な顔一つせず丁寧に答えた。

まとめ

「不躾」は無礼や無作法であることをへりくだって表す言葉でした。

「不躾」を使うということは、自分の言動が不躾ではないか気をつけています、ということです。

本当に無礼、無作法でも許されるというわけではありません。

きちんと礼儀を守った上で、このような表現をうまく使って人間関係を築いていきたいものですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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