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転職活動をしていると、ある転職エージェントから紹介された企業を、別の転職エージェントからも紹介されることがあります。
そんなとき「どの転職エージェントから応募したら良いのだろうか?」「重複して応募をしても大丈夫なのだろうか?」などと、迷うかもしれません。
ほぼ同じタイミングで転職エージェントに複数登録すると、どうしても起こりがちです。
私は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして数多くのサポートを実現してきましたので、こうした相談を受けたことは少なくありませんでした。
本記事では、違う転職エージェントから〝同じ案件を勧められたときの対応と考え方〟についてお伝えをしたいと思います。
転職エージェントとの間で無用なトラブルを避け、ストレスなく転職活動を行えるためにも是非、参考にしてください。
目次
重複して応募するのはOK?
結論から言ってしまえば、既に応募しているのであれば、別のエージェントからの応募は避けたほうが良いでしょう。
「あれ?この人は既に応募してきていますよ」と、企業の人事採用担当者から転職エージェントに連絡が来ることがあります。
- 転職エージェントの担当者として、候補者の状況を把握できていない
- 自分の応募先を把握できていない応募者
- 手当たり次第に応募をしている応募者
このようなネガティブな印象につながりかねません。
採用担当者も言葉にはしませんが、転職エージェントと応募者の両方に対して、上記のようなマイナスな印象を持つようです。
重複応募は避けるようにしましょう。
重複応募に気づいてしまったら
転職エージェントに複数登録していたり、転職活動が長期化すると、自分が応募した企業がどこだったのかが分からなくなる人がいます。
うっかり重複して応募していたことに気がついたとします。
そんなときは、速やかに転職エージェントに連絡をしましょう。
「すいません!既に別のエージェントから応募をしておりました」と、伝えれば転職エージェントが対応してくれるはずです。
しかし、重複応募が後から分かると、「求人企業の担当者に言いにくいな」と、対応に困る転職エージェントがいるのも事実です。
そうならないためにも、転職活動を開始してからの応募先企業と結果・利用した転職エージェント名と時期について転職エージェントの担当者と共有をしておきましょう。
どの転職エージェントから応募するのか?
重複応募が発覚しても、「どちらの転職エージェントからの応募にしますか?」と、求人企業側から質問をされることがあります。
求人企業側からすれば、窓口を1つに決めてほしいのです。
こうした場合、どのような基準で転職エージェントを選べば良いのでしょうか?
ここでは、どの転職エージェントから応募するのかについて3つのポイントをご紹介したいと思います。
1、パイプの太さを優先する
1つめは、転職エージェントと求人企業のパイプの太さで選ぶことです。
転職エージェントによって、得意な業界・職種があります。
たとえば、IT業界に多数の転職支援実績があったり、メーカーの技術職への転職支援実績が豊富だったりすると、企業への採用内定率も変わってきます。
転職エージェントの担当者が、個別でパイプを持っているケースも少なくありません。
転職エージェントごとの強みと実績を把握して、求人企業とのパイプの太さから応募する転職エージェントの優先順位を決めていきましょう。
2、選考結果の理由が詳しい転職エージェントを選ぶ
「応募をするなら、スピード対応の転職エージェントがいいかもしれない」と、思う人がけっこういます。
たしかに、選考結果を早く知りたい気持ちは分かります。
しかし、大切なのはスピードではなく、選考の結果について担当者が詳しい理由を把握しているかどうかです。
私も転職エージェントで働いていたのでよくわかりますが、カウンセリングで
席に戻ると数十件の返信依頼のメールが届くほど、転職エージェントはじつに忙しい職場です。
レスポンスが早い転職エージェントは、1件ごとに詳しく理由を聞けていない可能性が高いと思っていいでしょう。
多少時間がかかっても、選考結果の理由を詳しく把握している転職エージェントを選ぶようにしましょう。
3、コミュニケーション力の高い担当者がいる転職エージェントを選ぶ
正直なところ、転職エージェントのコンサルタントには、コミュニケーション力にばらつきがあります。
万が一、重複応募に気がつかなかったときでも、間に入ってうまく企業側に伝えて応募を取り下げてくれることが期待できます。
内定後の年収交渉や退職交渉が難航する際にも、コミュニケーション力が高い担当者であれば、スムーズに転職活動が進展します。
できるだけコミュニケーション力が高い転職エージェントを選ぶほうがいいでしょう。
まとめ
基本的に重複応募は避けつつ、転職エージェントをうまく活用するためのポイントをお伝えしてきました。
「こっちの転職エージェントから応募しておけばよかったかな」と、後悔しないためにも、本記事でご紹介したように優先順位を決めておくことをお勧めします。