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SNSはもちろんリアルコミュニケーションの中でも使われている「中二病」という言葉ですが、その意味や使い方を正しく理解しているでしょうか。
実はなんとなく使っているという方も実は多いのでは。
今回はそんな「中二病」という言葉について基本的な事から、厨二病との違いやなぜ「中二」?という疑問にまでしっかりとお答えしていきます。
中二病の意味
「中二病」とは、思春期特有の「自分は特別だ」という思いからくる少し「イタい」行動や言動を総じて中二病と呼びます。
右目に悪魔との契約の印を結んだり、左腕にドラゴンが宿るというのは代表的な中二病の症状。
また普段はとても優しく良い子なのにもかかわらず、突如悪ぶって見せる、不良らしく振る舞うのも中二病です。
中二病の使い方
「中二病」はどちらかというとマイナスのニュアンスが強く含まれている言葉で、自分の事を指して使うときには自虐的な意味として使われることが多いです。
また誰か相手に向かって使うときはそのイタい行動や言動を揶揄するような意味合いが強くなってしまいますので、不快感を与えてしまう可能性も。
中二病と厨二病の違いは?
その意味や使い方に違いは全くありません。
唯一「違い」と言えるのは、「中二病」という言葉は辞書に掲載されている言葉だということ。
厨二病という言葉は中二病から生まれたネットスラングなので辞書には掲載されていないんです。
中二病は誰が言い始めた?
落語家でありその頭の回転の速さからインテリ芸能人としても知られる伊集院光さんのラジオが「中二病」の発祥だとされています。
番組内で伊集院光さんが「未だに中二病に罹患している」という発言をしたことがきっかけでその言葉が広く普及したんだとか。
ちなみにこの伊集院さんの中二病発言の直後にはラジオ内の1コーナーとして「かかったかな?と思ったら中二病」というコーナーも作られたんですよ。
中二病はなぜ中二?
男女ともに思春期を迎え、その時期特有の強い自意識や、自意識からくる特異な振る舞いから「中二病」と言われるようになりました。
高校生にもなるとその強い自意識は落ち着きを取り戻すのですが、中学2年~3年生頃にはとても強く表れることが多いそう。
自分が中学生だった時の事を思い出してみても、少し恥ずかしくなってしまうような行動や言動をしていたのではないでしょうか?
まとめ
思い返してみると自分も…と頭を抱えてしまうような、思い当たる節がある人も多いのではないでしょうか。
誰もが通る道と言っても過言ではありませんので、そんな自分があったから今の自分があると、中二病に罹っていた自分もぜひ受け止めてあげてくださいね。
なお、大人になっても中二病のような言動・行動を繰り返していると「中二病をこじらせている」とさらに揶揄されてしまいますのでご注意ください。
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