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ニュースなどでも耳にする「団塊の世代」という言葉について解説していきます。
今回は「団塊の世代」の意味や由来といった基本的な事はもちろん、今何歳の人が「団塊の世代」なのか?
2025年問題とは何かという詳しい事からしっかりとご説明いたします。
何年生まれくらいなの?という疑問にもお答えしていきます。
「団塊の世代」の意味
「団塊の世代」とは、第二次世界大戦が終戦した直後に生まれた人達を指す言葉です。
日本で起きた第一次ベビーブームの結果として誕生した人達がまさに「団塊の世代」と呼ばれているんですよ。
なんとその第一次ベビーブームで誕生したのは800万人を超えていると言われています。
「団塊の世代」の由来
1970年代に発売された堺屋太一さんによる「団塊の世代」という本がその由来だと言われています。
少子高齢化によって引き起こされる社会保障の危機などを予測する近未来小説で、長いお話ではなく短編が4本収録されているので、読みやすい1冊でもあります。
「団塊の世代」とは今何歳くらい?何年生まれ?
1947年から1949年に生まれた人達が「団塊の世代」と呼ばれています。
年齢で言うと74歳から76歳であり、自分のペースで働いている人も居れば、のんびりと余生を過ごしている人も多い世代ですね。
戦後の激しい不況を過ごしており、またその努力の結果として訪れた高度経済成長の時代をも経験しています。
高度経済成長終盤には「オイルショック」と呼ばれる不況も経験しており、日本経済が迎えた大きな節目をいくつも経験してきている世代と言えます。
「団塊の世代」の特徴
団塊の世代は多くの経済の節目に立ち会ってきた経験から、どんな問題が目の前に立ちふさがっても決して諦めないと言われています。
少しずつ、コツコツと粘り強い姿勢で問題解決に取り組むのが特徴です。
2025年問題とは?
団塊の世代と呼ばれる世代の人々はなんと800万人と言われており、現在でも高齢化社会と言われている日本。
この団塊の世代の人が75歳以上になることで、2025年以降には後期高齢者が2200万人になってしまう問題を「2025年問題」と言います。
少子化に歯止めがかからず、働き手が不足してしまったり、社会保険の費用が増えてしまったりと若い世代にも問題が起こってくるんですよ。
まとめ
自分の祖父母が団塊の世代という人も多いのではないでしょうか。
その当時の話を聞いたりするのも新しい発見に繋がり、自分の生き方を改めて見直すきっかけとなりますよ。
近い将来に訪れる2025年問題を乗り切るためには団塊の世代の人たちが過ごしてきた時代背景を知ることが何よりも大切なのかもしれません。