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「デバッグ」という言葉を聞いたことはありますか?
主にシステムやソフトウェア関連のビジネスシーンにおいて、「デバッグ」という言葉をよく耳にするかと思います。
私生活の中でも「バグる」などとして使われたりして一般的な言葉となっていますね。
ここでは、その「デバッグ」という言葉について解説します。
「デバッグ」の意味とは?
「デバッグ」とは英語の「debug」で、「システムの不具合を直す」という意味の言葉です。
否定を意味する「de」が「バッグ」=「bug」の前に付いた単語で「バッグ(バグ)をなくす」という意味になっています。
「bug」は、もともと英語で「小さな虫」を意味する言葉ですが、そこから転じてシステムやソフトの不具合やエラーを意味するようになりました。
「デバグ」と言われることもあります。
>>エンハンスの意味とビジネスでの使い方!エンハンス開発やデグレートについて|英語例文
「テスト」との違いとは?
「デバッグ」と「テスト」を混同してしまうケースが見られます。
「デバッグ」とは、あくまで「バグを直す」という意味です。
全体のシステムが正常に期待通りに機能しているかを確認するのが「テスト」です。
「こんにちわ」と表示されるはずが「こんにちは」と表示される。
これは「バグ」というよりはエラーに近い問題です。
「こんにちわ」と表示されるはずが、何も表示されず、その後、機能が停止してしまう。。。これはバグと言えます。
どちらも動作チェックやテストで検出できますが、後者を直すのはデバッグと言えます。
「デバッグ」の使い方
「デバッグ」とは、日本語で「システムの不具合を直す」という意味の言葉でしたね。
ここでは、「デバッグ」という言葉がどのように使われているか、実際の使用例を見てみましょう。
- デバッグモード
- デバッグログ
- デバッグ機能
などがあります。
一つずつ、詳細を見てみましょう。
「デバッグモード」とは
「デバッグモード」とは、ソフトやシステムの開発時に使われるモードでデバッグ情報やバックアップの別コード等、開発の工程で効率や質が上がりやすくなる機能です。
開発モードとも言われ主に開発者用の機能になります。
「デバッグログ」とは
「デバッグログ」とは、プログラムが実行時の動作状況を記録したファイルを意味します。
実際にはデバッグの記録(ログ)ではなく全ての動作記録ですが、デバッグ作業のために用いることが多いためこのように呼ばれています。
「デバッグ機能」とは
「デバッグ機能」とは、プログラムの実行時に各種のエラーチェックをしたり,異常終了時やエラー発生時にデバッグに役立つリストを出力したりする機能です。
こちらも主に開発者用の機能です。
英語でネイティブはどのように使う?
「デバッグ」という言葉を実際の英語圏では、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「debug」として、そのままの意味で使うことが出来ます。
日本語でも同じですが「bug」は名詞として使われ、「デバッグ」は動詞として使われます。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「debug」の英語例文
Ex 1) It should take so much time to debug this program.
(このプログラムのデバッグには、かなり時間がかかるでしょう。)
Ex 2) Simple code has advantage at the stage either to test or to debug.
(簡単なコードはテストやデバッグの段階でもメリットがあります。)
Ex 3) Debugging the system is not easy job.
(システムのデバッグは簡単なものではありません。)
まとめ
古いゲームでは頻繁に「バグ技」などとしてソフトの不具合を利用したものが多数ありましたが技術の発展やITの躍進により、バグに触れる機会は減りました。
しかしながら、現在でも大手の銀行や信金でさえもバグによる問題が検出され、デバッグなどができる技術者の価値が上がる一旦となっていますね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。