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株式会社ドワンゴと聞いて思い浮かべるものはやはり「ニコニコ動画」でしょうか。
今回は半年ほど前まで株式会社ドワンゴに勤めていたというT面接官にお話を伺うことができました。
事業拡大のための面接ということで、通常の面接とは異なりますが、
ドワンゴではどういった人材を求めているか、どういったところを重視しているかというのはとても参考になると思います。
特に今回はゲームでの事業拡大用だったそうなので、ゲーム業界に興味がある方も是非チェックしてみてください!
株式会社ドワンゴでの面接は「どれだけ熱く語れるか」がないと一次も進めない!
名前 T面接官
年齢 26歳
業種 Webディレクター
フリーランスとして普段は活動しています。
半年ほど前に辞めてしまいましたが、株式会社ドワンゴにてWEBディレクターを1年半務めていました。
その際に、事業拡大のために面接を行ってきたため、その経験についてお話させていただければと思います。
面接の段取りとしては、Twitterや運用していたwebサイトで募集をかけ、応募してきた人と軽くDMでやり取り。
会って話をしたいと思えた人のみ、実際に面接をして合否を決めるというやり方を取っていました。
DMでのやり取りで興味をそそられない、日本語がおかしいと感じた人とは面接を行っていないため、一次面接代わりに行っていたと言ってしまって良いと思います。
DMでのやり取りの内容は、募集していた事業がゲームに関するものだったため、
これまでにどんなゲームをやり込んできたか、それにまつわる体験談、そして好きなゲームのジャンルや現在はどのような職業でどのように生活しているか等について質問しました。
最も重要視していた点は、やはり題材がゲーム・娯楽であることから、自分の好きなものについてどれだけ語ってくれるかを見ていました。
「〇〇というゲームを何百時間、何千時間とやりました」、これだけで終わってしまうのであれば、確かにゲームを好きなことは伝わりますが、
アウトプットがあってこその仕事ですので、熱く自分の好きなものについて語ってくれる人ではないと会いたいとは思いませんでした。
恐らく、全ての仕事について共通している部分だと思いますが、面接の際にこちらから質問を投げかけて、それに返答して終わりになってしまう人よりかは、さらに自分で話を広げていってくれる人の方が印象は良いかと思います。
そこに未熟さはもちろんあるでしょうが、「やる気があります」「頑張ります」と言うだけ言う人よりかは信用できる要素になりえる部分だなと個人的には思うところです。
DMでの面接が終わり、実際に会って話をするとなった場合に面接官として自身が気を付けていたことは、少なかれ自社の看板を背負っているという自覚を持つことです。
口にしてしまうと恥ずかしいことではありますが、その時に会う相手は部外者で自社のことなど何も知りようがありません。
その人からすると、面接官の自分が会社のイメージを取り付けるものだと認識してしまいますので。
特に私はフリーランスとして普段活動しているため、そういった点は特に気を付けるようにしていました。
必ずしていた質問
面接で相手に必ずしていた質問は、
- 「何時から何時の間に働けるか、起きているか」
- 「連絡が取れるかどうか」
- 「急な要望に応えられるかどうか」の3点です。
ゲームの情報は競合が多く、またgoogleの仕様から情報を提供できるスピードが命な部分があります。
そのため、以上の3点は非常に重要視していました。
その分、通常の業務は在宅でお願いしておりますし、ゲームを遊びながら仕事してもらってもokな職場だったので、ゲームが私生活から外せないような人は凄くやりやすかった職場だと思っています。
文言だけだと「起きている時間=仕事中」と捉えられかねないので、ここはとてもかみ砕いて相手に説明するように心がけてはいました。
もう1点、給与の説明についても面接の際に必ず提示するようにしています。
相手のこれまでの経験を踏まえ、また1日何時間ほど働けるか、その時間帯はチームの中で重要かどうか(他に何人も働ける時間ではないか、深夜から早朝にかけて動けるという人は重宝します)、以上からこれぐらいの金額で最初は提示させてもらえればといった風に提示していました。
以上から、魅力的な人材だとこちらが判断し、相手方もこちらの条件を飲んでくれた方のみ採用するようにしていました。