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かつてギャルを中心として使われていた言葉の1つに「MK5」というものがあります。
MK5は略語なのですが、その意味を知らないという人も増えてきています。
今回は「MK5」について意味や由来、使い方といった基本的な事からご説明していきます。
いつ流行った流行語なのかもご紹介いたします。
「MK5」の意味
「MK5」とは「マジでキレる5秒前」という意味の言葉です。
ローマ字入力した際の「Maji de Kireru 5byoumae」の頭文字を取ったもので、腹立たしく感じている状態、ムカついている状態を表現する言葉です。
「MK5」の由来
「MK5」がギャル語として流行したのは1990年代後半ですが、この言葉がいつ頃どこで誕生したのかは実は判明していません。
広末凉子さんの「MajiでKoiする5秒前」が由来だと思っている人も多いですが、実はMK5が流行ってから生まれた曲なんです。
コギャル達の会話の中で「マジで切れる5秒前なんだけど」などという会話があり、生活を送るうえで意外と使用頻度が高かったため、次第に省略されていったのではないでしょうか。
「MK5」の使い方
自分にとって何か不愉快な出来事が起こり、今にもキレてしまいそうな時に使われていました。
他人に何かされた時はもちろん、おなかが痛い・頭が痛いといった体調が悪い時にも使われていたんですよ。
「MK5」の例文
- 「え、なんか私のせいにされたんだけど!まじMK5!」
- 「ちょっと聞いて、彼氏浮気してるっぽい。まじMK5」
- 「全然いいバイト見つからないわーMK5なんだけど」
「MK5」はいつ流行った?
「MK5」という言葉は1990年代の終わりごろ、コギャルと呼ばれる若い女性たちの間で広く流行しました。
この言葉が流行していたことで、1997年にデビューした広末涼子さんのデビュー曲が「MajiでKoiする5秒前」になったともいわれているんですよ。
この曲はCMソングとして使われ60万枚の大ヒットとなりました。
作詞作曲したのは竹内まりやさんですが、若い世代の間で流行していた「MK5」をもじって作られた曲だという説があるんですよ。
もちろんこの「MajiでKoiする5秒前」も「MK5」と呼ばれていました。
「MK5」の他の意味はある?
「MK5」という言葉が広く流行したことにより「マジでキレる5秒前」という意味だけではなく幅広い使われ方がされました。
「マジでキスする5秒前」や「マジ怒られる5秒前」など「MK5」の頭文字に当てはまればどんなシチュエーションでも使われており、言葉の流行の強さをうかがい知ることが出来ますね。
まとめ
1990年代、ギャル達の間で流行していた「MK5」ですが、時代の流れとともに使われなくなり現在では死語となってしまいました。
SNSなどでも使用している人はほぼおらず、若い世代との会話で使用してしまうとその意味が全く伝わらず会話が滞ってしまう可能性があるのでご注意くださいね。