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皆さんも1度は体験した事はあるであろう、フキハラ。
フキハラとは、不機嫌ハラスメントを短くした言葉です。
今回はフキハラ(不機嫌ハラスメント)の具体例やモラハラとの違い、対策などをご紹介いたします。
フキハラ(不機嫌ハラスメント)とは?
フキハラ(不機嫌ハラスメント)とは、「不機嫌」を態度等で表し相手に恐怖感や不快感を与えることです。
周りの人に気を遣わせるだけでなく、立場的に恐怖心を与えることがあります。
直接的な言動はなくても、ため息や無言、態度などで表現します。
相手も疲れてしまうので、人間関係の不調和やトラブルになることもあります。
モラハラとの違いは?
不機嫌ハラスメントは「サイレントモラハラ」と言われています。
具体的な違いは、モラハラの場合は直接的に相手を罵倒したり見下すような言動、態度をとります。
それに比べてフキハラ(不機嫌ハラスメント)は無言で態度に表したり、雰囲気やため息などで相手に対して気を遣わせます。
気配りができる人や相手の態度などに敏感な人は、特にこういう態度をとる人の犠牲になってしまいます。
モラハラは言動などで証拠が取れますが、フキハラの場合は直接罵倒したり見下す発言をするわけではないので余計に厄介ではありますね。
フキハラ(不機嫌ハラスメント)の具体例は?
フキハラの具体例としては以下のようなものがあります。
- 無視
- 不機嫌オーラ
- ため息
- 舌打ち
- ぶっきらぼうな返事
- 特定の人にだけ不愛想
どれも直接怒られたり罵倒されたりするわけではありませんが、いかにも「不機嫌だな」と分かりやすい態度ですよね。
ここではAさんの体験をご紹介します。
Aさんのフキハラ(不機嫌ハラスメント)体験談
私も実際に職場でフキハラを体験したことがあります。
着いた瞬間からもう滲み出る不機嫌オーラ。
「おはようございます」といつも通り挨拶するも無視。
明らかにいつもより雑な作業でいつもは指摘してこないような小さな出来事も指摘してきて、目の敵のように怒りを表す。
「ちょっと、何よこれ」そこから始まる文句のオンパレード…思い出すだけでも少し疲れてきちゃいました。
大概は仕事とは関係の無いプライベートの事や自分の中での許せないラインを越えてからの事で、ここまで不機嫌になられる理由は本人にしか分かりません。
話を聞こうとしても、「なにがあったの?」の一言から始まる不満の怒濤トークか「別に」とあしらわれて、ため息をついて如何にも何かありましたアピールをされるかのどちらかだと個人的に思います。
こんな話を聞くとこう思う人も居ると思います「モラハラと何が違うの?」難しいところです。
受け取り方もあると思いますが、モラハラする人って大概自分の機嫌関係なしに気に食わなければ罵詈雑言の嵐ってイメージの人が多いかと思います。
フキハラは、当事者の機嫌が普通であればむしろちょっといい人?と思えるような言動 例えば仕事でミスがあったらフォローしてくれるとか。
また、自分の機嫌がいい時は「いいよいいよやっとくよ」と気前が良かったりする部分があると思います。
それは罪悪感からなのか、それともそうしてる自分に酔いしれてるのかは分かりかねますが…。
良い言い方をすると飴と鞭を使いこなせるのがフキハラ。
使いこなせず頭ごなしな否定がモラハラと捉えても差し支え無いかと思います。
フキハラ(不機嫌ハラスメント)の対策はある?
このフキハラに対しては対策をとるのが難しいです。
近寄らないのが1番かと思いますが仕事上そうはいかない事も多いのが現実です。
- 時間を置いて、接してみる
- 受け流す
- そういう人だと割り切る
- 必要最低限しか話さない
相手の地雷が分からない分、無理に詮索すると余計に不機嫌度が増してしまう可能性が高いので、そっとしとくのが1番だと私は考えます。
まとめ
人間とは面倒な物で、ほっといたらほっといたで怒る人も居るので見極めは難しいですが、ひとつ言えるのは、フキハラは「されてる側の貴方は何も悪くない」という事です。
もしこの話を聞いて、自分もフキハラしてるかも?と感じた人は少しでもストレスを感じるのは人間だから仕方ないですが、穏やかに自分の中で消化出来ない場合はその事を周りに伝えて自分の中で消化出来るまでそっとしといて貰える環境を作れると変わると思うので、1度試して見てください