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「厳粛」の意味と使い方!「厳粛に受け止める」とは?例文つきで解説!【類語・対義語】

「厳粛」の意味と使い方!「厳粛に受け止める」とは?例文つきで解説!【類語・対義語】

「厳粛」という言葉は、会話や文章の中で出てくることがあります。

気軽な会話ではなく、真面目な話題の時やニュースなど、真剣な場面で使うことが多いでしょう。

特にビジネスシーンやニュースでは「厳粛に受け止める」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

「厳粛」はどのように使えばいいのか、ぜひ確認しておきましょう。

今回は、「厳粛」の意味と使い方!「厳粛に受け止める」とは?例文つきで解説!【類語・対義語】についてご説明いたします!

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「厳粛」の意味

「厳粛」は「おごそかで、心が引き締まるさま」「まじめで、きびしいさま。真剣なさま」「重大で動かしがたいさま」という意味です。

「げんしゅく」と読みます。

いくつかの意味がありますが、いずれにしてもかなり真面目で大切なことに使うような言葉だとわかりますね。

「厳」は「きびしい」という字で、「おごそか」「きびしい」といった意味があります。

「粛」は「つつしむ。おごそか」「いましめる」といった意味の漢字です。

他に「粛清」「粛粛と」といった使い方をします。

この「厳」と「粛」で、どちらもおごそかで厳しくする意味のある漢字を重ねていることがわかりますね。

「厳粛」は重々しく威厳があって心が引き締まるさま、またごまかしを許さないような真剣なさまについていう言葉です。

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「厳粛」の使い方

「厳粛」は「厳粛な○○」「厳粛に○○する」などの使い方をします。

心が引き締まるようなおごそかなさまや、厳しく真剣なさま、また重大なものであるさまをさして使います。

かなり真面目な意味の言葉ですから、改まった場やビジネスシーンなどで使うような言葉です。

例文で使い方を確認しておきましょう。

「厳粛」の例文

  1. 厳粛な雰囲気の中、儀式が行われた。
  2. 雄大な自然を眼の前にして、厳粛な気分になる。
  3. 厳粛な態度で向き合う。
  4. 選挙の開票作業を厳粛に行う。
  5. 人の死は厳粛なものである。

「厳粛に受け止める」とは?

また、「厳粛」のよく見聞きする使い方に「厳粛に受け止める」があります。

ビジネスシーンやニュースなどで聞いたことがあるのではないでしょうか。

よく使われる場面としては、企業や政治家、その他団体や有名人などが、不祥事などに対して謝罪・反省などを述べる時があります。

この「厳粛に受け止める」は、「厳粛」の意味からも「真面目に受け止める」という意味になります。

重大なこととして、真面目に受け止め、真剣に考えるというかなり真面目な気持ちを表す表現です。

「厳粛に受け止める」を使うことで、「真剣に対応します」というニュアンスを表すことができるので、不祥事やクレーム対応の時などによく使われています。

また、政治家が責任を追及された時などにもよく「厳粛に受け止めて……」と連発していたりもしますよね。

受け止めるだけではなく、「厳粛に」と言ったからには真剣に考えていかなければならないとは思いますが、それだけ謝罪や反省として使いやすい言葉でもあるわけです。

ぜひ例文で使い方を確認しておきましょう。

【例文】

  1. 今回のことは厳粛に受け止めております。
  2. 頂いたご意見は厳粛に受け止め、今後の参考にいたします。
  3. 今回の不祥事について厳粛に受け止め、再発のないように気をつけていく所存です。

「厳粛」の類義語

「厳粛」の類義語には次のようなものがあります。

  • 厳か(重々しくいかめしいさま。礼儀正しく近寄りにくいさま)
  • 重々しい(落ち着いていて威厳が感じられること)
  • 堂々たる(どっしりとした立派さを感じさせるさま)
  • 厳めしい(おごそかで重々しい。物々しく厳重であるさま)
  • 荘厳(重々しくおごそかなこと。おごそかでりっぱなこと)
  • 尊厳(とうとくおごそかなこと。気高く犯しがたいこと)

「厳」という字を使った言葉がたくさんあり、厳しさや厳かなさまを表していますね。

「厳粛」の対義語

「厳粛」の対義語には次のようなものがあります。

  • 軽薄(言葉や態度が軽々しくて、思慮の深さや誠実さが感じられないこと)
  • 浅薄(考えや知識が浅く行き届いていないこと)
  • 享楽(思いのままに快楽を味わうこと)

いずれも軽々しかったり、不真面目だったりする意味の言葉ですね。

まとめ

「厳粛」はおごそかなさまや厳しいさまなどを表す言葉でしたね。

「厳粛に受け止めます」ということで、謝罪や反省の意を表す際にも使える言葉でした。

もともとおごそかで厳しいという、かなり真剣な意味の言葉ですので、軽々しく使うことは不適切だと言えるでしょう。

謝罪などで使うときも、心から「厳粛」な気持ちで使いたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。