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X(Twitter)を中心としたSNS、インターネット掲示板などで使われている「逆張りオタク」という言葉をご存じでしょうか。
逆張りとはどういう事なのか、知ってそうで知らないという人も多いかと思います。
今回は「逆張りオタク」について意味や使い方、実はやめたい人も多い？など詳しくご説明していきます。
「逆張りオタク」の意味
「逆張りオタク」とは、世間で人気のキャラクターやアイドルといった流行の乗ることを嫌い、少数派な意見を持っている人を指す言葉です。
「順張り」が流行りに乗ることを指しており、その逆の持論を持っているオタクなので「天邪鬼なオタク」という意味で使われているんですよ。
元々「逆張り」という言葉は株などの投資界隈で使われている言葉です。
株価が値下がりしている時に「買い」の注文を出し、値上がりしている時に「売り」注文をするという、相場の流れに逆らった投資手法なんですよ。
「逆張りオタク」の使い方
第三者を指して使うというよりは、自分を「逆張りオタクだからー」と自虐的なニュアンスで使われることが多い言葉です。
完全な自虐ではなく、この言葉の裏には「少数派な自分はかっこいい」という気持ちがあり、「すごいね」と言われたいという承認欲求も隠れていると言われているんですよ。
実は逆張りやめたい人が多い？
逆張りする人の中にはやめたいけどやめれないという人が多いのをご存じでしょうか。
それは、ブームに乗らない自分に慣れてしまい、今更流行に乗るのはカッコ悪いと心のどこかで考えてしまっているからだと言われています。
確かに今まで逆張りだった人がいきなりメジャーなアイドルやキャラクターにハマってしまうと周囲の人も驚きますよね。
その反応をもらいたくない、「何をいまさら」と思われるのではないかという恐怖心がやめたいという心にストップをかけてしまっているのかもしれませんね。
うざいと言われている理由
逆張りオタクは、その他のオタク達から「うざい」と思われている事があります。
その理由をご説明いたします。
マウントを取ってくるから
逆張りオタクである人達は世間の流行に乗らない自分をかっこいいと思っている節があり、流行に乗っている人達に対してマウントを取ることが多いです。
「他とは違う、本質をわかっている」とアピールすることも多いため、一般的なファンやオタクから見るとやはり鬱陶しい存在だと思われてしまうのではないでしょうか。
他のファンを否定するから
逆張りがクールであるという意識から、順張りのオタクである人達のコンテンツを否定することがあります。
「自分はそうは思わない」という事を執拗に繰り返してくるため、自分の好きな物を否定されたと、不快な気持ちになる人が多いと言われています。
まとめ
逆張りオタクも順張りオタクも、その作品やアイドル・アーティストのファンには違いありません。
あまり相手の趣味嗜好を否定せず、お互いに共存できるようになるのが一番幸せですがそうもいかないのが歯がゆいと感じる点ですよね。