「拝見する」の意味と正しい使い方!目上の人に使う時に二重敬語になっていない?

目上の人と話す時って、緊張しますよね。

尊敬語や、謙譲語の使い分けなど、日本語の敬語は本当に難しいと思います。

でも、言葉遣いに慎重になるあまり、変な日本語を使ってしまっていませんか?

その場では注意してくれなくても、常識の無い人だな、と思われているかもしれません!

特に、間違えやすいのが「拝見する」という言葉。

知らない間に、人前で間違った敬語を使ってしまっているかもしれません!

という事で、今回は「拝見する」の意味と正しい使い方!目上の人に使う時に二重敬語になっていない?についてご説明致します!

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「拝見する」の意味と正しい使い方

「拝見(はいけん)」は、「見る」の謙譲語で、「見る」事をへりくだった意味で使われます。

謙譲語は、自分の行為を下げることによって、相手を立てる表現です。

反対に、尊敬語は、相手の行為を立てる事で、相手を敬う表現です。

尊敬語の主語が「目上」になるのに対し、謙譲語の主語は「私」や「身内」になると覚えておきましょう。

謙譲語は「拝見する」の他に、「申し上げる」「伺う」「参る」「いただく」などがあります。

目上の人に「拝見してください」というのは、目上の人の行為に謙譲語を使う事になるので、間違いになります。

書類や資料などを目上の人に見てもらう場合は、「ご覧ください」を使います。

注意しましょう。

【例文】

  1. 資料を拝見したところ、とても素晴らしい計画だと思いました。
  2. 御社で新商品が発売されるという事で、早速ホームページを拝見しました。
  3. 今日の朝刊で、先生が書かれた記事を拝見しました。
  4. メール拝見しました。明日までには回答いたします。

目上の人に使う時に二重敬語になっていない?

丁寧な言葉を使おうと意識するあまり、間違って使いやすいのが「二重敬語」ですよね。

「二重敬語」は、一つの言葉に、同じ種類の敬語を二重に使ったもので、一般的には不適切とされています。

「二重敬語」を使ってしまったからと言って、相手に不愉快を与えるわけではありませんが、くどい印象を与えてしまう可能性があります。

例えば、「お読みになられる」「お話になられる」というのは、「二重敬語」になります。

正しくは、「お読みになる」「お話になる」です。

「結構使っているかも」と、思い当たる人もいるかもしれませんね。

間違った日本語なので、使わないように気を付けましょう!

会社などで、「拝見させていただきます」と言っている人も意外と見かけますよね。

実は、これも立派な二重敬語です。

何故なら、「拝見する」という言葉だけで、すでに「見せていただく」という意味になるからです。

すでに謙譲語の「拝見する」に、謙譲語の「させていただく」がプラスでつくことになるので、「二重敬語」になってしまうのです。

こういう場合は、「拝見します」「拝見しました」と言いましょう。

ただし、「二重敬語」の中にも、慣例として一般的に広く浸透している言葉もあります。

「お召し上がりください」

「お伺いする」

などが、その代表的な例です。

しかし、あくまでも例外的なものなので、基本的には「二重敬語」は使わないように心がけましょう!

「二重敬語」で意外と間違いやすいのが、宛名の書き方です。

○○部長様と書いてしまったことはありませんか?

実は、これも「二重敬語」になってしまうんです。

何故かというと、「部長」という肩書がすでに敬称なので、そこに「様」を付けると「二重敬語」になってしまうからです。

こういう場合は、「人事部長 ○○様」とフルネームで書くのが良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

「拝見させていただきます」は、丁寧な言葉遣いだと思って、ついつい使ってしまいそうになりますよね。

最近は、丁寧な表現にしようと、なんでも「させていただく」をつけて話す人が増えています。

しかし、二重敬語に注意しないと、間違った敬語になってしまうんですね。

慣例的に認められているものもありますが、間違った日本語はなるべく使わないようにしたいですよね。

宜しければ参考にしてみてください。

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