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言葉の意味と使い方

「墓活」の意味や読み方とは?何をする?「終活」との違いも解説

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幅広い世代で使われている「墓活」という言葉をご存じでしょうか。

漢字から「お墓」に関するものだと予想は出来ますが、詳しくは何をするのかわかっていない方も多いかと思います。

今回は「墓活」について意味や読み方などの基本的な事から、何をするのか、「墓活」と「終活」の違いについ手など様々な視点から解説していきます。

「墓活」の意味と読み方

「墓活」とは、「自分が死んだ後の入るお墓に関する活動」を指す言葉です。

読み方は「はかかつ」です。

「墓石」を「ぼせき」と読むのでつい「ぼかつ」と読みたくなってしまいますが、正式な読み方は「はかかつ」なんですね。

2010年頃に雑誌に掲載された赤瀬川原平さんのエッセイで初めて使われたと言われている言葉であり、2012年には「墓活論」という本も発売しています。

人生の最後にする大きな買い物ともいえるお墓について考えるのはもちろん、都度行われるお墓参りも「墓活」の1つと言われているんですよ。

つまり「お墓」にまつわる全ての事が「墓活」なんですね。

先祖代々続くお墓というのは実は現代では受け継ぐ人が居ないなどの理由でどんどん「墓じまい」になっていると言います。

先祖代々のお墓に入れる、自分自身もそれで良いというなら特にやることはありません。

しかし、お墓が無い、あっても遠方で行く事が出来ないなどの理由があれば自分の死後を見据えて墓活をする必要があるのかもしれません。

「墓活」とは何をする?

お墓を建てるというのはかなり高額になることもあり、なかなか手が出せないという現代人も多いです。

自分の死後どうしてほしいのかを考え、永代供養・納骨堂・散骨といったバリエーションの中から選ぶのが墓活のスタートと言えるのではないでしょうか。

また現代においては「墓友(はかとも)」という言葉まで誕生しており、これは「死んだら一緒にお墓に入ろう」と約束した友達を指しています。

この言葉が表すように、必ずしも血縁のお墓に入る必要が無くなってきているんですね。

気の合う仲間、大切な友人、同性パートナーなどお墓に入るスタイルも自由となってきています。

「墓活」と「終活」の違い

死後の事、という点では「墓活」も「終活」もとくに変わりません。

ですが墓活で取り扱うのは「お墓」にまつわる事柄のみであり、終活は死後にまつわる全ての事柄を取り扱います。

広い目で見れば「終活」の中の1つに「墓活」があるという感じではないでしょうか。

まとめ

自分が元気なうちにやっておきたい活動の1つが「墓活」ですね。

終活の1つとして取り組むことでちょっと敬遠しがちな「お墓」についてしっかり考えることが出来るのではないでしょうか。

現在のお墓の値段について調べてみることも立派な墓活の1つなんですよ。

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