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人気妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」でその姿を知っている人も多い妖怪「針女」ですが、どんな妖怪化詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。
今回は針女について、別名があるのか。発祥の地はどこなのかといった基本的な事から、ぬらりひょんの孫というのは本当?といった疑問にもお答えしていきます。
「針女」とは?
「針女」とは、水木しげるさんの著書にある妖怪で、その長い髪の毛の先は全て鈎針状となっており、ほほ笑みで誘った男性を絡めとり連れ去ると言われています。
人間の女性と非常によく似た姿をしているとされています。
読み方は「はりめ」「はりおんな」や「はりおなご」です。
「針女」には別名がある?
針女は「濡女子(ぬれおなご)」や「笑い女子」とも呼ばれます。
愛媛県宇和島地方に伝承として伝わっている妖怪である「濡女子」ととても共通点が多いことがわかっており、その特徴を強調したものが水木しげるさんによって針女と名付けられたと言われているんですよ。
「針女」の発祥の地は?
針女は愛媛県の宇和島地方に伝わる伝承が針女の発祥とされています。
この地方に伝わる「濡女子」は地獄先生ぬ~べ~などの作品にも登場しており、地域だけではなく妖怪好きなら知っているレベルの妖怪のようですね。
「針女」から逃げる方法
そのほほ笑みに笑い返してしまうと、たちまち髪を振り乱して追いかけてくる針女ですが、逃げる方法もあると言われています。
それは頑丈な扉のある室内に逃げ込み、扉をしっかりと閉めておくというものです。
もちろん外から激しく扉をたたかれますが、絶対に扉を開けることなく耐えれば、朝にはその姿を消しているようです。
ただ、扉の外側には針女が自分の髪の針で付けたと思われる傷跡が無数に残っていると言われているんですよ。
「針女」は「ぬらりひょん」の孫なのか?
針女はぬらりひょんの孫?という説もありますが、そのような話は未だ発見されていません。
「ぬらりひょんの孫」という週刊少年ジャンプに掲載されていた人気漫画で、アニメ化もされた作品内に「針女」が登場したことから、作品名と妖怪名が合わさりそのような話になったのではないでしょうか。
ぬらりひょんの孫というアニメは2008年から2012年まで本誌で連載されており、2013年にはジャンプLiveというアプリでスピンオフ作品も掲載されているほど人気の作品です。
まとめ
アニメや漫画ではとても美しい美女として描かれることが多い「針女」。
その美しいほほ笑みで男性を誘い、最終的には連れ去ってしまうというのですから男性にとってはとても恐ろしい妖怪と言えるのではないでしょうか。