八専とは?2026年はいつ?間日や過ごし方について解説
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長い間日本人の暮らしと密接に関係してきた「暦注」。
暦注とは、いわば吉凶や運勢の占いのことで、カレンダーやスケジュール帳などに記載されています。
今回は、その暦注のうちの一つ「八専(はっせん)」について解説させてください。
2026年の八専はいつなのか、また間日や過ごし方についても簡単にまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
目次
八専とは?
八専(はっせん)とは、年6回あり「万事うまくいかない期間」である12日間のことを指しています。
八専は「選日」というもののひとつで、「選日」とは、干支である十二支と十干の組み合わせでその日の吉凶を占う方法の総称のことで、大安などで有名な六曜も選日の一種です。
スケジュール帳やカレンダーには「八専はじまり」「八専終わり」などと記載されています。
八専にやってはいけない事
特に科学的な根拠はないのですが、八専の間には下記のことを避けるべきとされています。
- 婚礼に関する事柄(入籍・結婚など)
- 法事
- 神事
- 建造物解体、木の伐採など物を壊すこと
- 契約関係
- 引越し
間日とは?
間日とは、八専の期間の中にある「特に悪い影響を受けない日」のことです。
上記の八専には避けるべきものとされている行動を行っても、特に問題はございません。
もし何かしようと悩んだら、間日に行うと良いでしょう。
間日は必ず、八専の「2日目、5日目、7日目、11日目」となっています。
2026年の八専はいつ?
2月7日〜2月18日
間日:2月8日・11日・13日・17日
4月8日〜4月19日
間日:4月9日・12日・4日・18日
6月7日〜6月18日
間日:6月8日・11日・13日・17日
8月6日〜8月17日
間日:8月7日・10日・12日・16日
10月5日〜10月16日
間日:10月6日・9日・11日・15日
12月4日〜12月15日
間日:12月5日・8日・10日・14日
八専の由来
八専は、中国由来の陰陽五行説にて考えられた暦注だと言われています。
八専の考え方は、日の干支という十干十二支によって決められています。
十干とは
十干とは「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」のことです。
十二支とは
十二支とは「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」のことですね。
なんだか難しいように思いますが、ほら、金運アップの己巳(つちのとみ)の日という風な表記を見たことはありませんか?
>>「巳の日・己巳の日」の意味とは?違いはある?やるといいこと・いけないことは?
十干十二支の組み合わせの表記で日の干支は表される訳なのですが、それぞれを組み合わせると60通りとなります。
1番目の組み合わせを甲子(きのえね)として考え、49番目〜60番目が八専の期間である12日間となるのです。
どうして49番目〜60番目が八専となるのかというと、十干十二支には五行説の考えからそれぞれ属性があることが関係しています。
例えば、2026年2月の八専だと、以下のようになります。
・八専始まりの2月7日は日の干支だと49番目であり、壬子(みずのえね)となる。
壬=水属性 子=水属性と同属性の重なる日となるため、行動を慎む「専一」となる。
・2月8日は日の干支だと50番目であり、癸丑(みずのとうし)となる。
癸=水属性であるが、丑=土であり、属性が違うので「間日」となる。
このように同属性が重なる日が良くないとされているのが、今回解説している八専の意味のことで、重なる日のことを「専一(せんいち・せんいつ)」と言います。
そして重ならない日を、悪い影響が受けない「間日」と言うのです。
つまり八専とは、十干十二支で同属性が重なる良くない専一である8日間+属性が重ならない悪影響のない間日の4日間=計12日間ということなのです。
八専の過ごし方
- 体をあたためる
- 睡眠をよくとる
- 旬のものを摂り、消化に負担をかけないようにする
- 軽い運動やリラックスできる運動をする
- 瞑想、アロマテラピー、半身浴など心身のリラックス
東洋医学的に陰陽五行説をベースに考えると、八専は気が乱れる期間であると言われています。
同じ属性が重なることによって、万事偏りができてしまい悪いものがさらに悪くなるという考え方なのですね。
八専の期間は年6回ありますが、見てみると確かに各季節の厳しい時期であったり、季節の変わり目になっていると思いませんか?
そこで、各時期の八専の注意事項を下記にをまとめておきました。
各時期の八専の注意事項
2月の八専
腎臓・肝臓に注意。下半身関係の不調(腰痛・頻尿・むくみ)、怒りっぽくなる、眼精疲労など。
4月の八専
心臓・肝臓に注意。不眠になりやすく、気持ちが焦る。自律神経の乱れやアレルギー症状など。
6月の八専
脾臓や胃腸に注意。食欲不振、消化不良、便秘や下痢。気分が重く、身体もだるく感じる。注意力が散漫になるなど。
8月の八専
脾臓や肺に注意。肌荒れなどの皮膚症状、食欲減退や胃腸の不調、寝つきが悪くなる、喉の渇きや脱水など。
10月の八専
肺や大腸に注意。気分低下、憂鬱、咽頭の乾燥、肌の渇き、便秘や下痢、胃もたれなど。
12月の八専
腎臓や膀胱に注意。頻尿、残尿感、むくみ、疲れやすくなる、冷え性や動作が鈍くなるなど。
まとめ
八専とは年間6回、各12日間ある「万事うまくいかない期間」のことです。
八専の間は婚礼、法事、神事、建造物解体や木の伐採、引越し、契約などはしない方が良い行動とされています。
八専には間日という「特に悪い影響を受けない日」があり、それぞれの八専に計4日間あります。
もに何かしようと悩んだら、間日に行うようにすれば安心です。
ただ、八専には特に科学的な根拠はありません。
何かをする時や、心を決める時の一つの区切りや次のスタート地点探しとして、八専を現代生活に捉えてみると良いのかもしれませんね。
