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関西圏に住んでいる人との会話でも聞かれることがある「必死のパッチ」について解説していきます。
パッチとはいったい何なのか、わからないという人も多いのではないでしょうか。
今回は「必死のパッチ」について基本的な意味や使い方はもちろん、その元ネタや例文についてもご紹介していきます。
「必死のパッチ」の意味
「必死のパッチ」とは、「とても必死な状態」「一番必死に頑張っている」といった意味を持つ言葉です。
必死の中でも最上級の必死度合いを表す言葉としています。
死に物狂いになって1つの事を成し遂げる、という意味もあるんですよ。
「必死のパッチ」の使い方
「必死のパッチ」はその言葉のとおり、自分や相手が何かに必死になっている時に使われます。
また関西圏で通じる「ギャグ」として使われることもあり、どんな状態であってもそれを笑いに変えていく関西人のポテンシャルの高さが感じられますね。
「必死のパッチ」の例文
- 必死のパッチで勉強したけど今日のテスト厳しいかも。
- そろそろ必死のパッチでバイト見つけないとヤバいな。
- 必死のパッチで頑張りすぎだよ、少し休んだら?
- 今月あと1000円しかない、必死のパッチだ。
「必死のパッチ」の元ネタ
将棋の駒説
将棋の駒の1つ「桂馬」は2手に分かれて進むことが出来る事から「モモヒキ」に例えられており、関西圏では桂馬の隠語として「パッチ」という言葉が使われていました。
また桂馬を討たれたことにより逃げ場が無くなってしまい、王手をひたすらかけられてしまう状況を将棋用語で「必至」と呼びます。
そんな必至の状況を作る桂馬が「必至のパッチ」と呼ばれるようになり、時間の流れとともに「必死のパッチ」と形を変えたのではないかという説です。
モモヒキ説
関西の方言でモモヒキの事を「パッチ」と呼びます。
このパッチを履く暇もないほど追い詰められた状態、もしくは人前にパッチ姿で出てしまうほど必死な状態であることを表現したのが「必死のパッチ」であるという説です。
下着と同様「隠すべきもの」として知られているモモヒキ姿で人前に出るというのは、確かに差し迫った状況を表現していますよね。
まとめ
追い詰められている、必死に頑張っている状況を表すのが「必死のパッチ」なんですね。
関西圏では主にスポーツ新聞などで使われており、阪神タイガースのヒーローインタビューなどでもよく聞かれる言葉なんですよ。
がむしゃらに頑張っているという意味合いで、スポーツとの相性が良い言葉なのかもしれませんね。