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「アイドルタイム」という言葉を聞いたことはありますか?
流通業界や製造業界において、よく使われる言葉かと思います。また商店や飲食店の業界でも耳にする機会が多いと思います。
ですが、聞いたことはあるものの、実際に聞かれたら説明は出来ないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、その「アイドルタイム」という言葉について解説します。
目次
「アイドルタイム(idle time)」とは?
「アイドルタイム」とは英語の「idle time」で、日本語では「仕事をしていない時間」を意味する言葉です。
「idle」とは「仕事をしていない」とか「お休み中の」という意味の言葉です。
停車中の車の状態を「アイドリング」と呼びますよね。
これは英語の「idling」からきています。
アイドル歌手のアイドルと一緒?
アイドル歌手の「アイドル」は英語の「idol」に由来する言葉で全く違うものです。
「idol」とは日本語で「象徴」や「偶像」という意味で使われます。
日本人がイメージする「アイドル」という意味で使われることもありますが、その場合は「pop idol」等と言った方が伝わりやすいと思います。
「アイドルタイム」の対義語は?
「仕事のない時間」の対となる言葉は「忙しい時間」ですよね。
「忙しい時間」は「ピークタイム」と言います。
英語の「peak time」に由来する言葉ですね。
ちなみにですが「peak time」は英語では一般的な言葉ではありませんので注意しましょう。
「アイドルタイム」の使い方
「アイドルタイム」とは日本語で「仕事をしていない時間」という意味でしたね。
流通業界や製造業界また商店や飲食店でのビジネスシーンで使われることが多い言葉ですが、実際の使用例を見てみましょう。
- 飲食店におけるアイドルタイム
- 工場や設備におけるアイドルタイム
- IT 分野におけるアイドルタイム
などがあります。
一つ一つ詳細を見ていきましょう。
飲食店におけるアイドルタイム
飲食店におけるアイドルタイムとは、お店の営業をできていない時間を意味します。
ランチ営業とディナー営業の合間などですね。
「アイドルタイムの合間に夜の仕込みをしよう」等と使えます。
工場や設備におけるアイドルタイム
工場や設備におけるアイドルタイムとは、工場や設備が動いていない時間を意味します。
工場や設備は動いていない時間も経費は掛かってしまうので、生産ラインの最適化を図る上で欠かせない指標となっています。
IT 分野におけるアイドルタイム
IT分野におけるアイドルタイムとは、コンピューターやシステムが起動状態であるにも関わらず、特に実行すべき処理がなく、遊休状態になっている時間を指します。
例えば、他社や外部からの入力を待っている時間などです。
英語でネイティブはどのように使う?
同じ「アイドルタイム」という言葉を実際の英語圏ではビジネスの場面で、どのように使っているのでしょうか。
英語圏でも「idle time」として、そのままのニュアンス/意味で使えます。
実際の英語圏での使用例として、以下の例文を参照ください。
「idle time」の英語での例文
Ex 1) What is the cause of the idle time on this process?
(この工程でのアイドルタイムの原因は何ですか?)
Ex 2) Minimization of the idle time is the key for the production optimization.
(アイドルタイムの最小化が生産の最適化のキーです。)
Ex 3) The lack of the planning results in the idle time.
(きちんとプランを立てないと無駄な時間を生じさせてしまいます。)
まとめ
いかがでしょうか?
ビジネスなどの場面で、耳にするようになってきた「アイドルタイム」という言葉の意味と、各分野での使い方と意味、そして英語での例を見てみました。
それらを通じて、「アイドルタイム」という言葉を理解できたかと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。