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最近ではポケモンでその言葉が知られている「いけいけどんどん」ですが、実は元となる言葉があることをご存じでしょうか。
意外と長い歴史がある「いけいけどんどん」について、今回は意味や使い方といった基本的な事からご紹介していきます。
方言なの?元ネタは?といった疑問にもお答えしていきます。
「いけいけどんどん」の意味
「いけいけどんどん」とは、「今の良い流れに乗ってどんどん進め!」「強気でどんどん押し進め」という意味の言葉です。
何か物事が調子よく、円滑に進んでいる時はその流れに乗って前に進もう!という意味を持つ言葉です。
ただ、あまり考えずに突き進んでしまう人や行動についても使います。
「いけいけどんどん」の使い方
何か決断を迫る時や、前に進みたいと思った時に使われることが多い言葉です。
相手に対して使うのはもちろん、自分の心を奮い立たせる言葉として使われている事も多く、この言葉がいかにポジティブな意味をもっているかがわかりますね。
ただ、「強気でかまわずいけ」という意味を持ち合わせているため、思慮深くない行動や人などに使われることもあり、その場合はややネガティブな印象になります。
「いけいけどんどん」の例文
- あの上司いけいけどんどんタイプでちょっとやりずらいんだよねー。
- よし、明日告白する!いけいけどんどんだ!
- ちゃんと計画立てずにいけいけどんどんで進めたらマズイだろう。
- 課長!いけいけどんどんですよ!ここで決めましょう!
「いけいけどんどん」は方言?
特別どこかの方言として使われていたものではなく、全国共通の言葉として使われていたと考えられています。
確かに「いけいけ」も「どんどん」も言葉自体から方言っぽさは感じられないですよね。
「いけいけどんどん」の元ネタは?
どこで誰が使い始めたのか、というのはわかってはいませんが、実はこの「いけいけどんどん」という言葉は戦前に誕生した言葉だと言われています。
日本はまだ「富国強兵」の考え方が強く時代であり、兵隊が力強く行進する際の「行け行け」という号令と、太鼓のドンドンという音色が合わさって出来た言葉ではないかと考えられているんですよ。
また1963年に「ザ・ベンチャーズ」がリリースした「Walk Right In」という曲の邦題が「行け!行け!ドンドン」だったことから改めて脚光を浴び、1980年のバブル時代にも景気の良さを反映する言葉としてまた流行しました。
イケイケギャルなどの言葉にも「いけいけ」は使われています。
まとめ
戦前から使われている、心を奮い立たせる言葉が「いけいけどんどん」なんですね。
現在もポケモンのテラレイドバトルで使われ脚光を浴びているので、一般の流行と同じく、言葉の流行も繰り返すと考えられるのではないでしょうか。
何かちょっと立ち止まりそうになってしまった時、また友人などの背中を元気良く推してあげたい時などにぜひ「いけいけどんどん!」と使ってみるのもいいかもしれません。