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言葉の意味と使い方

「ジューンブライド」の離婚率は高い?入籍と結婚式のどっちが6月?

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6月と言えば結婚の季節、「ジューンブライド」ですね。

でも一方で、離婚率が高いと言われていたりしませんか?

そして、ジューンブライドって「入籍」と「結婚式」のどちらのことなのでしょうか。

今回は、そんなみなさんのジューンブライドにまつわる疑問について調べていこうと思います。

ジューンブライドの離婚率は高い?

ジューンブライドとは「6月に結婚する花嫁は幸せな一生を送る」という、古いヨーロッパ由来の伝承の一つです。

日本に広まったきっかけは、6月の梅雨時期に結婚式の売り上げが落ちるのを防ぐため、ブライダル業界・ホテル業界が企業戦略としてジューンブライドを宣伝したためです。

そのおかげで、1960年代にはすっかり日本でもジューンブライドは認識されるようになりました。

そして、今まで人気のなかった6月に結婚する人が増えたというわけなのです。

しかしながら、一方で「ジューンブライドに結婚をすると離婚する確率が高い」という話を耳にしたことはありませんか?

結論から言いますと、ジューンブライドに離婚するカップルが多いというデータはありません。

ではなぜ「ジューンブライドは離婚率が高い」と言われてしまうのでしょう。

それは前述した様に、ジューンブライドが企業戦略によって人々に印象深くなってしまい「特別なもの」と思われているからです。

例えば、あなたの身近な人が6月のジューンブライドに結婚をしたとします。

しかしその後離婚することになってしまったら、「ジューンブライドに結婚していたのにな・・・」となんだか思いませんか?

そんな意識や、噂が人から人へと伝わった結果「ジューンブライドは離婚率が高い・・・」そう世間に思われてしまったのかもしれませんね。

ですから、これから結婚しようと思っている方、ジューンブライドに憧れを抱いている方も安心してください。

ジューンブライドの離婚率については信憑性がなく、まったく気にする必要はないのです。

ジューンブライドは入籍?結婚式?どっちなの?

ジューンブライドには、厳密に入籍と結婚式のどちらかという決まりはありません。

入籍も結婚式もどちらも「結婚」を意味するものですから、どちらかを6月にすれば良いのです。

とは言っても、愛のかたちは人それぞれ。

今やその人々の事情や考え方によって「結婚」という捉え方は多様化しています。

最近では諸事情により、同棲を始めた日を結婚とする方々や、子どもを授かったことが分かった日を結婚の日と決めているカップルなどもいらっしゃいます。

そもそもジューンブライド(June bride)の由来は、

6月(June)が婚姻を司る女神June(ユノー)の加護を受けられる月である

ということからきています。

女神ユノーは結婚をする全ての者を祝福してくれますから、これからの自分たちのことを考え、その人らしい結婚の仕方をすることが大切なのです。

梅雨時期の結婚式って実際どうなの?

日本でジューンブライドをするとなると、どうしても6月は梅雨の真っ只中です。

お天気の不安定なこの時期の結婚式って実際どうなのか気になりますよね。

そこで、ジューンブライドのポイントを6つまとめておきます。

メリットやデメリット対策も記載しておきますので、ぜひご覧ください。

梅雨時期でも大丈夫!ジューンブライドのポイント6つ

その1、ジューンブライド特典

6月の結婚式は、ホテル業界やブライダル業界では売り上げを上げたい月です。

そのため、ジューンブライドにちなんだ特典やプランを用意しているところがあります。

費用を安く抑えられたり、ジューンブライドらしい演出をしてくれたりと、お得なことがあるかもしれませんから、ブライダル業者・会場選びの際はチェックしておきましょう。

その2、6月は特別な記念日が多くて結婚の日が選びやすい

日本では一般的に、結婚に「大安」など六曜で縁起の良い日を選ぶ傾向があります。

しかし、現代では何かの記念日を結婚する日と決めるカップルも多くいらっしゃいます。

ジューンブライドの6月にはカップルにもってこいの記念日がいくつかあるのです。

  • プロポーズの日・・・・・・6月の第一日曜日
  • 恋人の日・・・・・・・・・6月12日
  • キャンドルナイトの日・・・その年の夏至(6月20日前後頃)
  • 父の日・・・・・・・・・・6月の第三日曜日

プロポーズの日や恋人の日は、結婚にバッチリですよね。

キャンドルナイトの日はナイトウェディングにもってこいですし、父の日が近い挙式の場合は演出に取り入れたりすることができます。

その3、縁起が良い雨の結婚

日本でも「雨ふって地かたまる」という言葉がありますが、フランスやイタリアには雨と結婚にまつわることわざがあります。

それが、フランスの「雨の日の結婚は幸せになれる」とイタリアの「雨に濡れた花嫁には幸福になる」ということわざです。

さらに「雨は神からのお祝い」「雨が結婚する2人の一生分の涙となってもう泣くことはない」という意味がある国も。

「恵の雨」と言われるように、そもそも雨は吉兆なので縁起が良いのです。

その4、結婚式の演出の工夫

日本のジューンブライドはどうしても梅雨時期ですから、屋外の演出は難しいところがあるかもしれません。

ですから、ウェディングプランナーさんとは当日の打ち合わせは丁寧に行なっておく必要があります。

完全屋内でするのか、晴れの場合は屋外でAプラン、雨の場合は変更してBプランなど臨機応変に対応してもらえるのか等、詳しく聞いて決めておくことが大切です。

また演出においては、傘や紫陽花をモチーフにした結婚式や、虹をイメージしたものなど梅雨時期をポジティブに利用した演出をするのも良いですね。

その5、ゲストには雨の時期の気遣いを準備

雨の日は、髪型や服装が乱れやすくて大変です。

ゲストの方々が困らないように、受付やレストルームには身だしなみを整えられるタオルやアメニティを置いておくと良いでしょう。

ゲストが雨で困らない様に、会場へのアクセス方法も詳しく伝達したり、タクシーチケットを手配しておくと当日スムーズです。

その6、当日写真より前撮り写真に力を入れても◎

結婚式と言えば写真です。

しかしジューンブライドの場合、結婚式当日は雨が降る可能性は他の月より高いですよね。

ドレスや周囲に気を配りながら、さらにお天気を気にかけて綺麗に写真を撮ってもらうのはなかなか大変です。

ですから、前撮り写真をメインに撮影しておくと服装やメイクに気遣いがありません。

カメラマンも撮影しやすいと思いますよ。

まとめ

ジューンブライドは、入籍と結婚のどちらでも良いとされています。

日本で行う場合は、どうしても梅雨時期と重なってしまうためお天気次第で工夫が必要なこともありますが、プランナーさんと打ち合わせをしておけばほぼ問題はありません。

確かにお天気は心配ではありますが、そもそも雨は吉兆とされており、雨の日の結婚は幸せになれると言われています。

「ジューンブライドは離婚率が高い」という噂に根拠はありませんから、「あなたらしい結婚」を大切に、幸せになることをお祈りしています。

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