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お子様が産まれると、色々な年中行事が日々の予定に入ってくるもの・・・。

今回は、十三参りとは何なのか、女の子だけの行事なのか、そして由来やお参りする時期についてなどを詳しく解説いたします。

「十三参り」の意味を知ってと歴史を感じ取り、子どもたちの健やかな成長をお祝いしましょう。

十三参りとは?時期は?

十三参り

十三参りとは、数え年で13歳になった男の子・女の子が、現在の春 4月13日の前後一ヶ月(3月13日〜5月13日)に、知恵を授かり幸せと開運を祈って神社やお寺にお参りする行事のことです。

数え年で13歳になる子どもとは、「本年の干支が生まれ年の干支」になっている子どもたちのことです。

そして中学校へ進学する前、もしくは小学校6年生に進級する前に行わなければなりません。

例えば2026年なら、2014年生まれの午年の子供たちが十三参りの対象者です。

つまり、

  • 1月〜3月のいわゆる早生まれの子の場合は中学へ進級する前の時期
  • 4月〜12月生まれの子の場合は小学校5年生から6年生に進級する時期

この時期に十三参りとなる訳ですね。

十三参りは女の子だけの行事なの?

十三参りは、男の子・女の子共通の祝賀行事です。

七五三では、3歳と7歳は女の子、5歳は男の子となっていますが、同じように寺社仏閣に参拝するため十三参りと混合されがちです。

どちらも子どもたちの幸せを願うという意味はあるのですが、全く違う行事であることを覚えておきましょう。

なぜかというと、実は十三参りは本来「大人の仲間入り」であることを祝う行事でもあるからなのです。

その証に、七五三では子ども用の着物を着用してお参りしますが、十三参りでは子どもたちは成人と同じように「晴れ着」を着るようになっています。

そう、大人用のサイズの着物で作られている「本裁ち(ほんだち)」と言われる着物ですね。

とは言っても、着るのはまだ数え年13歳の子どもですから本裁ちの着物に「肩上げ」という施しを行います。

そして十三参りが終わった後に、肩上げをしている糸をほどくという所作までが儀礼であるとも言われているのです。

十三参りの由来は?

十三参りの由来は、平安時代の清和天皇が数え年で13歳になられた時、成人の儀として京都嵐山の虚空蔵法輪寺にいらっしゃる虚空蔵菩薩を参拝したことが起源であると言われています。

以降十三参りは風習として残り、特に関西では大正時代頃まで七五三よりもメジャーな習わしとして人々の年中行事に組み込まれたのです。

十三参りはそのような経過を経ながら、関西だけではなく関東や全国地方にも広まっていったのです。

十三の秘密

さてこの「十三」という数字ですが、色々ないわれがあると言われています。

まず、起源となった平安時代の清和天皇が参拝した虚空蔵菩薩は、13番目の菩薩です。

さらに13年目とは、生まれてから干支を一周してから迎える最初の厄年となっています。

また昔では男の子は13歳になると「若衆組」という地域の防犯や防災、教育、祭事などを行う大人としてまた社会の一員としての組織に入ることになっていました。

さらに女の子は13歳で結婚をできる年齢になったことを意味する「髪上げの儀式」を行い、大人の女性への仲間入りとなることを示していたのです。

以上のことから、「十三」とは日本では子どもが大人へと成長するための重要な節目として扱われていたことが分かりますね。

現代の十三参りは何をするの?

その1、着ていく物を用意する

風習では大人のサイズである「本裁ち」の着物に「肩上げ」を施し、参拝後に糸を解くというのが儀式とされていますが、現代ではもっと柔軟に考えてOKです。

貸衣装屋さんから晴れ着をレンタルしたり、現代では洋装で参拝するご家族様も少なくありません。

参拝したい寺社仏閣、貸衣装屋さんやフォトスタジオに聞いてみたり、相談してみると良いでしょう。

その2、写経や漢字一文字の奉納

昔は写経をして奉納することメジャーではありましたが、現代ではその子が大切にしている意味を持つ漢字一文字を選び、それをその子が半紙に書いて奉納するということが一般的になっています。

勉強やスポーツ、趣味や好きな物の漢字を選ぶのが現代では人気があるようです。

しかし写経の奉納はおこなっていないところもあるかもしれないので、まずは参拝する神社やお寺のHPを確認したり、問い合わせてみるのが良いと思います。

その3、お参りし、ご祈祷をしてもらう

ご祈祷も寺社仏閣や地域によっては予約制だったり、行っていない場合もあるので、リサーチしておくと良いでしょう。

また参拝後、帰路に就く際は「振り返ってはいけない」というしきたりも存在するので覚えておいてください。

これについては、十三参り発祥の地となった京都嵐山 法輪寺では本堂から渡月橋を渡り終えるまでのことを指していました。

「振り返ると授かった知恵や福徳を返してしまうことになるからだ」と言われていたことが由来です。

またこれには「十三参りが大人への第一歩として、初めての禁止事項を守り、自覚を促すため」だとも言われています。

それが広まって、全国でもこのようなしきたりが大切にされているのです。

その4、記念撮影やパーティでお祝い

十三参りが終わった後は、記念撮影やパーティを行うご家庭が多いようです。

記念撮影はもちろん前撮りなど日をずらしてもかまいません。

子どもが今まで成長したことは本当に素晴らしいことです。

これからの幸多き未来を祈り、色々なかたちでお祝いしてくださいね。

まとめ

十三参りとは、数え年で13歳になる男の子と女の子が、現在の春 4月13日の一ヶ月前後に、寺社仏閣に参拝する平安時代発祥の風習です。

対象の子どもは小学校5年生から6年生へ上がる頃、もしくは早生まれの子どもであれば中学校へ入る前となります。

十三参りには「成長を祝い、知恵と福徳を授かる」という意味がありますが、昔では大人への仲間入りの儀式としての意味もありました。

服装は基本的に和服で正装となっておりますが、現代では洋装で参拝する方も多くなっております。

写経の奉納、ご祈祷、お札などを授かったりと地域や寺社仏閣によっても違いがありますのでぜひ
問い合わせてみてください。

服装も貸衣装屋さんやフォトスタジオにご相談いただくと良いと思います。

この記事が、子どもの健やかな成長を祝う素敵な十三参りへの少しでも手助けとなれば幸いです。

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