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SNSなどでグッズ写真、商品写真に添えられている「開封の儀」という言葉を見たことはありますか?
オタク用語として使われており、本来の意味とは少し異なるようです。
今回は「開封の儀」について、意味や使い方はもちろん、その元ネタや例文まで詳しくご紹介していきます。
「開封の儀」の意味
「開封の儀」とは一般的には新製品のスマートフォンやガジェットなどを購入した際に恭しくその箱を開けていく儀式を指す言葉です。
その開封の様子を撮影しYouTubeなどの動画サイトに投稿する人も多く、また人気のコンテンツとしても知られています。
オタク用語としても「新しく購入したものを開封する」という意味では共通していますが、その対象はトレカや缶バッジなどで、開封する物に大きな違いがあるんですね。
「開封の儀」の使い方
中身がわかっている商品を開封する際にも使われますが、購入し開封するまで中身がわからないトレーディングカードや缶バッジなどを開封する際にも多く使われます。
中には「開封の儀を執り行う」と宣言したり、動画のタイトルなどに書き、さらに仰々しい雰囲気をつくりだしている人も居ます。
推しに対する愛情と尊敬、そして推しのグッズを自引きしたいという気持ちはとても伝わってきますが、「開封の儀」という言葉を使うのは気持ち悪いと思っている人も一定数存在します。
安易に多用せず、そのノリがわかる仲間内で使うのが安全だと言えるのではないでしょうか。
「開封の儀」の例文
- よし、準備ができたから開封の儀を始めるか。
- 新弾トレカ開封の儀を執り行う!
- 第一回開封の儀の結果は被り0で大勝利でした!
- 開封の儀終了したけど、推しが出なかったー!
「開封の儀」の元ネタ
本来の意味
「開封の儀」という言葉の本来の意味は奈良県にある正倉院において、「宝庫の扉にある封印を勅使が解く儀式」です。
開封の儀は、宝庫の中にある宝の点検やお手入れの為に毎年行われいます。
扉は全部で6枚あり、それぞれの扉が封印されています。
この封印を解くためには天皇陛下の許可が必要となる、とても大切で厳かな儀式なんですよ。
元となった動画
動画投稿サイトで数多く投稿されている開封の儀ですが、一番最初に「開封の儀」として動画投稿されたのは2006年だといいます。
Nokia E61というスマートフォンの開封動画であり、ここから新型iPhoneや高級ブランド品の開封動画へと繋がっていったと考えられているんですよ。
まとめ
ランダムグッズを購入した時はそのドキドキも最高潮となる開封の儀ですが、もともとはガジェット系の開封動画だったんですね。
もちろん現在でもガジェット系の開封動画は人気コンテンツの1つですが、「開封の儀」という言葉自体に嫌悪感を抱いている人は意外と多く居るので多用すると引かれてしまうかもしれません。