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ネット用語として使われている「ネ申」という言葉をご存じでしょうか。
ネットに明るくない人が見ると何を表しているのかわからないですよね。
今回は「ネ申」について意味や読み方、その元ネタなど基本的な事から例文までしっかりとご説明していきます。
「ネ申」の意味と読み方
「ネ申」とは「神がかっているほど素晴らしい、最高」という意味を持つ言葉です。
漢字の「神」と同じく、読み方は「かみ」です。
物事に対して「最大級の賛辞」として使われることが多く、また自分自身が一番好きであるという事を表す言葉としても使われています。
人気アイドルグループAKB48の冠番組の1つに「AKB48ネ申テレビ」という番組があり、こちらは「ねもうすテレビ」と読みます。
ネ申の例文
- うちの猫に薬飲ませるのネ申な先生教えてあげようか?
- あのアニメ泣けるシーンもドキドキするシーンもあって控えめに言ってネ申。
- ネ申ってるセットアップ見つけた!めっちゃ可愛い!
- 非売品のDVD貸してくれるの?!ネ申!
- あの食堂は安くて大盛でまじネ申だよ。
「ネ申」の使い方
「ネ申」は自分自身が「素晴らしい」と思った物に対して最大級の賛辞を行いたい場合に使います。
またAKB48のTV番組に関係してAKBの楽曲やMVなどを賛辞する場合にも使われますが、その場合は「かみ」ではなく「ねもうす」という読み方で使われることが多いんですよ。
賛辞の対象となるのは自分が好きな物であれば食べ物でも人でも何でもOKなので、幅広いシーンで使う事の出来る汎用性の高い言葉ですね。
「ネ申」の元ネタ
「ネ申」の元ネタは実は古く、インターネットが「パソコン通信」と呼ばれていた時代にまでさかのぼります。
ワープロが全盛の時代で、フォントサイズが今のように自由に指定できず強調したい文字は「文字幅を2倍」にするという形式でした。
ですがこの時代のパソコン通信で相手に送ることが出来るのはテキストファイルのみで、その送信では倍角文字を使う事が出来ませんでした。
そこで生み出されたのが、漢字の偏と旁を別々の漢字として表現する方法です。
いかに倍角文字らしく、強調しているように見せるかと頭を悩ませた先人達の知恵なんです。
例えば「野」という漢字なら「里」と「予」に分けて「里予」と表記することで横に伸びた「野」に見えますよね。
まとめ
その歴史は意外と古かった「ネ申」という言葉。
パソコン通信時代からあったとは驚きですよね。
相手や物事を褒めたたえる良い意味のネットスラングなので、ぜひ積極的に使用してみてはいかがでしょうか。