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妖怪「傘化け(からかさ小僧)」はアニメやゲームなどでも人気の妖怪ですが、何をするのか、などの生態について詳しくご存じでしょうか。
今回は「傘化け(からかさ小僧)」発祥の地やその弱点など詳しいところまでご説明していきます。
傘化けの色々な呼び名にも触れていきますよ。
「傘化け(からかさ小僧)」とは
「傘化け(からかさ小僧)」とは、古くは室町時代の文献にも記載されている「目が1つだけついた傘」の姿をした妖怪です。
傘の両端からは2本の腕が、傘の持ち手部分は一本の足であるなど特徴的な姿をしています。
長い歴史を持ち、大切に使われていた唐傘に魂が宿り「付喪神」となったという説もあるんですよ。
人に対して危害を加えるわけではなく、ただその姿を現し驚かすという点も人気のポイントなのではないでしょうか。
「傘化け(からかさ小僧)」は何をする?
人に大切に使われてきたからこそ、人間に対して直接的に危害を加えるといった話はどの文献にもないようです。
ただその1本足でぴょんぴょんと跳ねているのみで、その姿を暗闇で見てしまった人間が驚く、という描写が多いんですよ。
「傘化け(からかさ小僧)」の発祥の地は?
実は傘化け(からかさ小僧)には特定の発祥の地はないとされています。
日本全国様々な地方で、代々愛されてきた古い傘が妖怪になるという付喪神の伝承が生んだ「創作妖怪」の1種だと考えられているんですよ。
「傘化け(からかさ小僧)」の弱点は?
弱点を記載した文献などは発見されておらず、どこが傘化けの弱点なのかという事は判明しておりません。
ただその姿を見る限り、傘の外に出ている「目」や「足」が攻撃が通じる部分と考えることで「弱点」と呼べるのではないでしょうか。
ですが、悪さをするわけでもなく、舌を出して愛嬌のある姿を見せるだけの妖怪なので弱点を探して攻撃するような事態にはならないという考え方もありますよね。
「傘化け(からかさ小僧)」の別の呼び名一覧
実は傘化けには様々な呼び名が存在します。
- からかさ小僧
- 傘おばけ
- 一本足
- からかさ一本足
- おばけかさ
などです。
江戸時代から後に作られたかるた等の玩具にもその姿が記されており、玩具で遊ぶ子供たちの年代によって呼び名が変えられていたのかもしれませんね。
まとめ
ゲームなどの作品の中でも愛すべきキャラクターとして描かれることの多い傘化けは、そのどこかユーモアのある見た目から長く愛されているのかもしれません。
また長く使った物に命が宿るという付喪神の伝承から、現役として使っていた時と同様愛されているとも考えられますね。