言葉の意味と使い方

「活路」の意味と使い方!活路を見出す・活路を開くとは?|類語・例文

「活路を見出す」

このように使われる「活路」という言葉があります。

小説などでも使われますが、ビジネスシーンやニュースでも見聞きする言葉ですね。

一体「活路」はどのような意味なのか、確認しておきましょう。

今回は、「活路」の意味と使い方!活路を見出す・活路を開くとは?|類語・例文についてご説明いたします!

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「活路」の意味

「活路」は「追い詰められた状態から逃れて生きのびる方法」「生きてゆく手だて」という意味です。

「かつろ」と読みます。

「活」は「生活」の「活」で、「いきる。いかす」「いきいきしている」などの意味がある漢字です。

「路」は「道路」の「路」で、「みち」「ものごとのすじみち」などの意味があります。

「活路」は、漢字の意味からは「生きる道」という意味になりますね。

その通り、「活路」は「生きのびる方法」や「生活の手段」という意味になります。

>>「正念場」の意味や由来と使い方!「正念場を迎える」とは?【類義語・例文】

「活路」の使い方

「活路」は、「命の助かるみち」や「生活の方法」という意味の言葉です。

その通り、命が助かる、生きのびることができるという命懸けの意味でも使います。

ですが、もっと広い意味で「追い詰められた状態から逃れることができる方法」「窮地から逃れる方法」という意味で使えます。

実際に生死がかかっている場面でなくても、例えば次のような時にも使えます。

  • 潰れる寸前だった店だが、新サービスを考案してまた客足が増えた
  • 業績が悪化していた企業が、新規事業によって持ち直した
  • 財政破綻寸前だった自治体が、観光業に力を入れたことで持ち直した

このように、非常に困難な状況に陥り、もうダメかと思ったけれど、その困難を切り抜ける方法を発見して無事に立ち直ったという時「活路を見出す」とか「活路を開く」といったふうに使います。

「活路を見出す・活路を開く」とは?

「活路」は「活路を見出す」「活路を開く」などの使い方がよくされます。

「活路を見出す」とは

「活路を見出す」は、「窮地から逃れる方法を見つける」という意味です。

「かつろをみいだす」と読みます。

「活路」を「命が助かる方法」とか「生活手段」という意味で使う場合は

  • 「命が助かる方法を見つける」
  • 「生活の手段を見つける」

という意味になりますが、一般的には困難な状況から抜け出す方法を見つける、という意味で広く使われます。

単にいい方法を見つけるということではなく、困難や危機的な状況にあるときにそこから抜け出すための方法を見つけるということで、

「ピンチを切り抜ける」という意味が強調されます。

「活路を開く」とは

「活路を開く」は「苦難から逃れる方法を見いだす」ということです。

「かつろをひらく」と読みます。

「活路を見出す」と同じですね。

ただし、「見出す」は「発見する」、「開く」は「(良い方向に向かうように)進路を開く」という意味があります。

ですので、「活路を開く」とすると、自らの力で切り開く、打開するというニュアンスが強まります。

「活路」の例文

  1. 新たな挑戦で活路を見出す。
  2. 彼は芸人としての収入が激減したが、YouTuberとしての活動に活路を見出した。
  3. コロナ禍で店舗の売上が落ち込んだが、テイクアウトとデリバリーに活路を見出した。
  4. この製品は国内での売上が落ちたが、海外市場に活路を開くことができた。
  5. この工場を閉鎖してしまうと、数百人の従業員の活路が断たれることになる。

「活路」の類義語

「活路」の類義語には次のようなものがあります。

  • 血路(敵の囲みを破って逃げる道。困難な状況から抜け出す道)
  • 突破口(困難を乗り越える糸口・手がかり)
  • ブレイクスルー(壁を突き破ること。困難を打ち砕いて物事を進展させること)

「活路を見出す」の言い換えなら次のようなものがあります。

  • 突破口を開く(困難や障害を乗り越える手がかりをつかむ)
  • 血路を開く(困難な状況から抜け出す方法を見つける)
  • 見通しがつく(物事の成り行きや将来のことがはっきりする)
  • 目処がつく(将来うまくやっていける見通しがはっきりする)

まとめ

「活路」は生きのびる方法や生活の手段という意味です。

そして、そこから広く「困難な状況を切り抜ける方法」という意味で用いられます。

「活路を見出す」「活路を開く」など、非常に困難な状況から抜け出すというポジティブな意味で使う言葉です。

ビジネスやニュースにおいてもよく使われますので、この機会にしっかり覚えておきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。