言葉の意味と使い方

「気にしないでください」と目上の人に言いたい時の敬語は?ビジネスメールでも使える伝え方!

「気にしないでください」と目上の人に言いたい時の敬語は?ビジネスメールでも使える伝え方!

仕事をしていて、「気にしないでください」と相手に言いたい時って、ありますよね。

相手に謝罪されて、「もう謝らなくてもいいですよ」

相手に感謝されて、「別に気にしなくていいですよ」

その他、相手に気をつかってもらって、「そんなに気をつかわなくてもいいですよ」

などと言う時、敬語のつもりで「気にしないでください」と言っても、少し目上の方に使うには軽い印象になるようです。

少し言葉を変えるだけで、きちんとした印象になりますのでぜひ確認しておきましょう。

今回は、「気にしないでください」と目上の人に言いたい時の敬語は?ビジネスメールでも使える伝え方!についてご説明いたします!

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「気にしないでください」の意味

「気にしないでください」は、相手に謝罪された時や感謝された時などに対して、「もう気にしなくていいですよ」と伝える時に使う言葉です。

  • 相手がミスをしたときに、気にしなくてもいいので安心してください、と伝えたい時
  • 相手がお礼を言ってきた時に、どういたしまして、もう気を使わないでくださいねと伝えたい時
  • 相手が気をつかってくれた時に、そんなに気を使わなくていいですよと伝えたい時

などが考えられますね。

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「気にしないでください」と目上の人に言いたい時の敬語は?

「気にしないでください」は丁寧語です。

「ください」とつけていて、「気にしないでね」などと言うよりも丁寧な言葉遣いではありますね。

ですが、ビジネスシーンなどで敬語として使うには丁寧さが足りません。

目上の人などに言いたい時は、次のような敬語を使います。

  • お気になさらないでください
  • お気にとめられませんよう
  • お気遣いなく

相手の謝罪や感謝などに対してこのように言うことで、「もう気にしなくていいですよ」「気にしないでくださいね」と丁寧に伝えていることになります。

また、「お気遣いなく」は、よく訪問先でお茶菓子などを出された時に「どうぞお気遣いなく」などと言います。

これも、「気をつかってお茶などを出していただかなくてもいいですよ」「気をつかわないでくださいね」と言うことになります。

ビジネスシーンに限らず、プライベートでも人の家を訪問した時にはよく使われる言葉です。

ビジネスメールでも使える伝え方

「気にしないでください」は、ビジネスシーンなどでは「お気になさらないでください」などの敬語表現を使って伝えます。

謝罪や感謝をされた時に、メールの返事でもよく使う言葉です。

シーン別に、例文で確認しておきましょう。

1、相手に謝罪された時

相手がミスをして謝ってきた時に、よく「気にしないでください」と伝えますね。

この場合は「お気になさらないでください」「お気にとめられませんように」などを使います。

【例文】

この度は○○の件につき、ご連絡をいただきありがとうございます。

お知らせいただきました件につきましては、こちらも確認不足でございました。

どうかお気に留められませんようお願い申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2、相手に感謝された時

相手にお礼のメールをもらった時も、返信で「気にしないでください」と書くことがありますね。

この場合も「お気になさらないでください」などを使って、丁寧に返事ができます。

【例文】

この度はご丁寧にメールを頂戴し、ありがとうございます。

私の方こそ○○様には大変お世話になりましたので、どうかお気になさらないでください。

今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

「気にしないでください」をうまく伝えるには

「気にしないでください」は、「お気になさらないでください」「お気にとめられませんよう」などと言い換えて、目上の人などにも使えますね。

ですが、意味としては「気にしないでください」と言っているわけですから、それだけ伝えたのではややそっけない印象になってしまうかもしれません。

自分に対して謝罪や感謝を言ってくれたり、気をつかってくれたりという、相手の立場を考えた伝え方をしましょう。

  • 「どうぞ」「どうか」などを添える
  • 「ありがとうございます」とお礼を述べるなど、前後に言葉を補ってこちらからの感謝などを伝える

など、工夫してその場に応じた内容で、柔らかい印象になるように気をつけましょう。

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「気にしないでください」の言い換え表現

「気にしないでください」の他の言い方には次のようなものもあります。

  • ご放念ください
  • お気になさらず
  • 心配しないでください
  • お気持ちだけ頂戴します
  • 結構です

「ご放念ください」は相手の謝罪を「もう気にしないで」という意味でも使えますし、贈り物をもらったお礼状などに「今後はどうぞご放念ください」などとして丁寧に断ることもあります。

贈り物を断る時なら、柔らかい表現で断る言い回しの「お気持ちだけ頂戴します」がよいでしょう。

「結構です」となると、はっきりと断っている意味になります。

相手や内容によって色々な言い方がありますので、その時々で選んで使いましょう。

まとめ

「気にしないでください」は色々な場面で言いたい言葉ですよね。

「どうぞお気になさらないでください」「どうかお気遣いなく」など、言葉を少し変えたり付け足したりすることで、ぐっと柔らかく丁寧な印象になりました。

ぜひ参考になさってくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。