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人々の世代によって通称が決まっていますが、その中の一つ「キレる17歳世代」をご存じでしょうか。
言葉としては知っていてもその意味は分からないという人も多いかと思います。
今回はそんな「キレる17歳世代」について意味や由来といった基本的な事から、「キレる17歳世代」の特徴についても詳しく解説していきます。
「キレる17歳世代」の意味
「キレる17歳世代」とは、1982年に生まれた人達を指す言葉です。
1982年に生まれた人達が全員「キレる」「キレやすい」のかというと、実はそうではなくこの「キレる17歳世代」という言葉が生まれた背景には複雑な事情があるんです。
「キレる17歳世代」の由来
1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件、2000年に起きた愛知県の主婦殺害事件、2008年に起きた秋葉原トラック暴走事件、2012年に起きた不正アクセスにより様々な犯罪予告をした遠隔操作事件。
この全ての事件の犯人が1982年生まれという事で、同じく1982年生まれの人達が「キレる17歳」と呼ばれてしまいました。
同世代となる人が相次いで凶悪な事件を起こした事から、「最近の17歳って怖いね」と周囲の目が厳しくなった世代でもあります。
「キレる17歳世代」の特徴は?
現実的な考え方をする
凶悪な事件が続き、自分に向けられる目が厳しくなったことから夢や理想を掲げる人は少なく、冷静かつ現実的な考え方をする人が多いと言われています。
適応能力が高い
IT環境が爆発的にレベルアップし、様々な事柄が変化していく時代を生き抜いているため、柔軟な適応力を持っているのも特徴の1つです。
携帯電話からインターネットへの接続が出来るようになった時代を迎えており、変化を拒むのではなく受け入れて自分の中でしっかりと消化することの出来る力を持っているんですよ。
人とのコミュニケーションが苦手である人が多い
家庭用ゲーム機が発売された時期でもあり、外で元気に遊ぶというよりは家でゲームをして楽しむという子ども時代を過ごした人が多く、他人とのコミュニケーションを苦手とする人が多いと言われています。
まとめ
「キレる17歳世代」は当時起きた17歳による凶行によって風評被害を受けた世代とも言えます。
やがて草食系として分類されてきた世代ですが次第に強くなる風当たりに耐えた経験があるので忍耐強い面があるともいわれています。
同世代の有名人には滝沢秀明さんや藤原竜也さんなど素晴らしい顔ぶれとなっており、「キレる17歳」とひとまとめにするのはやはり間違っているのではないかと考える事が出来ますね。