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「既出」の意味と使い方!ネット用語では「がいしゅつ」と読むの?|類義語・対義語

「既出」の意味と使い方!ネット用語では「がいしゅつ」と読むの?|類義語・対義語

「既出かもしれませんが」

「このアイディアは既出だ」

このように使う、「既出」という言葉があります。

ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。

また、ネット用語としても使われることがあります。

正しい読み方や意味をきちんと理解しておきましょう。

今回は、「既出」の意味と使い方!ネット用語では「がいしゅつ」と読むの?|類義語・対義語についてご説明いたします!

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「既出」の意味

「既出」は「すでに示されていること」という意味です。

「きしゅつ」と読みます。

「がいしゅつ」ではありません。

「既」は「すで(に)」と読みます。

「すでに、もはや」などの意味がある漢字です。

「出」はもちろん「出る」ですから、「既出」の漢字の意味は「すでに出ている」ということになりますね。

その通り、「既出」はそれまでに、すでに内容や情報などが示されているということを表す言葉です。

>>「前述」の意味と使い方!「先述」との違いは?言い換え表現や例文つきで解説!

「既出」の使い方

「既出」は、「すでに示されていること」という意味です。

過去に取り上げられたことがあるものや、以前から話題に出ていたことなどに対して「前にも出てきたこと」「何度も繰り返されていること」という意味で使います。

「既出だ」とか「既出の○○」といった使い方をします。

意見、アイディア、質問といった形のないものにも使いますし、製品や画像、映像などについても、前に発表されたものは「既出の○○」などと使います。

「既出」の例文

  1. 既出かもしれませんが、このような案はいかがでしょうか。
  2. 既出のアイディアの中には使えるものが一つもなかった。
  3. このアカウントは既出の画像ばかりをツイートしている。
  4. 来週の小テストは、既出の英単語の中から出題します。
  5. 国試対策の既出問題集で勉強する。

ネット用語では「がいしゅつ」と読むの?

ネットで「既出」のことを「がいしゅつ」と読まれていることがあります。

また、「概出」と書かれていることもあります。

この「がいしゅつ」というのは、いわゆるネットスラングで、「既出」の間違った読み方(書き方)をわざと使っているものです。

ネット用語では「既出」を「がいしゅつ」と読み、「既出(きしゅつ)」の意味で使っているわけです。

近頃はSNSなどで、個人が自由に発言できるようになっていますね。

そこで、以前にすでに出ている意見や発言、また画像などを「がいしゅつ」と言います。

自分で自分が以前投稿したものをもう一度投稿するときとか、他の人が以前に投稿した内容とそっくりなものを投稿するときなどに使います。

初めは単に2ちゃんねるなどのユーザーが「既出」を間違えて「がいしゅつ」と読んだことから始まったのではないかと言われていますが、

あえて間違いをわかっていてそのまま使うというスラングなので、ビジネスシーンや真面目な会話の中では使わないようにしましょう。

>>「壁打ち」の意味とは?ビジネスやネット(ツイッター)での使い方!

ネットでの「がいしゅつ」の使い方の例

  1. その話は概出だ。
  2. がいしゅつかもしれないけど、こういう説もあるよ。
  3. これはがいしゅつの動画だけど、何度見てもやっぱりおもしろい。

など、わざとひらがなで「がいしゅつ」と書いたり、「概出」と書いたりすることがあります。

「既出」の類義語

「既出」の類義語には次のようなものがあります。

  • 前述(前に述べたこと)
  • 既存(すでにあること)
  • 前陳(前に述べたこと)

「既出」の対義語

「既出」の対義語には次のようなものがあります。

  • 新出(新しく出ること)
  • 未出(まだ出ていないこと)

まとめ

「既出」は、すでに示されたものを表す言葉でした。

今までに取り上げられたことがある話題、これまでに世に出たもの、そういったすでに出たものをまた話題にするときに「既出の」「既出だ」などという言い方をします。

「既出ですが」「既出かもしれませんが」などの言い回しもビジネスシーンでは特に使う機会がありそうですね。

「既出」を「がいしゅつ」と読んだり、「概出」と書いたりするのはネットスラングです。

正式な読み方や書き方ではないため、きちんとした場で使ってしまわないように気をつけましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。