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「恒例」の意味と使い方!「恒例行事」とは?「慣例」との違いも解説

「恒例」の意味と使い方!「恒例行事」とは?「慣例」との違いも解説

「毎年恒例の○○大会」

「新年の恒例行事」

このように使う「恒例」という言葉があります。

毎年やるような行事について使うということはわかりやすいかもしれませんが、具体的に「恒例」とはどういうことかと考えると迷ってしまいませんか?

似た言葉の「慣例」との違いもあわせて調べてみました。

今回は、「恒例」の意味と使い方!「恒例行事」とは?「慣例」との違いも解説についてご説明いたします!

「恒例」の意味

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「恒例」は「儀式や行事がある時期に決まって行われること」という意味です。

「こうれい」と読みます。

「恒」という字は、「つねに。つね。いつまでも変わらない」という意味があります。

「例」は「たとえ。見本」「たぐい」「ためし。ならわし、いつもどおりの」「きまり」など多くの意味がありますが、ここは「ためし。ならわし。しきたり。いつもどおりの」といった意味で用いられています。

「恒」も「例」も、いつも通り、いつも変わらないといった意味がある文字で、それを重ねた熟語が「恒例」です。

「恒例」はいつも決まって行われることで、多くは行事や催し、儀式について用いられます。

>>「慣例」の意味と使い方!「慣例に従う・慣例に倣う」とは?|例文

「恒例」の使い方

「恒例」は、毎年決まってやることにしている行事や儀式、催し事などについて使う言葉です。

  • 時期が決まっている行事
  • 神社などで行われる、年間の決まっているお祭
  • いつも同じ時期に開催されるイベント

など、宗教的なものから身近なイベントまで、いろいろなものについて使います。

公的なものや企業が行う大々的なものに限らず、「恒例の家族旅行」など、個人的に毎年決まった時期に行うようにしていることなどにも使えます。

ちなみに最近は新型コロナの影響で「恒例行事が3年ぶりに行われた」などという使われ方もあります。

いずれにしても、本来毎年決まった時期に行うことにしているもの、という意味がありますので、その年だけのイベントや臨時の儀式には使いません。

>>「通例」の意味とビジネスでの使い方!「通例通り」とは?|例文つき

「恒例行事」とは?

恒例行事

「恒例行事」は、「毎年決まって行うことにしている行事や催し事」という意味です。

「こうれいぎょうじ」と読みます。

「恒例」の行事ということですから、そのままの意味ですね。

例えばお正月に初詣に行くとか、節分に豆まきをすると言った季節の行事であるとか、学校で毎年行われる運動会や文化祭といったものを「恒例行事」と言うことが多いです。

それ以外にも、旅行や誕生会を毎年決まって行っている場合「家族の恒例行事」などと表現したりもします。

「恒例」の例文

  1. 今年も恒例の新年会が○○ホテルで開催された。
  2. 西宮神社の恒例行事「福男選び」が3年ぶりに行われた。
  3. 町内会で、毎年恒例のもちつきを行った。
  4. 明日から1週間、毎年恒例の家族旅行でハワイに行ってきます。
  5. 「神迎神事」は出雲大社の恒例神事である。

「慣例」との違い

「恒例」に似ているのが「慣例」です。

どちらも行事やイベントを行う際に「恒例の」とか「慣例の」と使いますので、混同している人も多いかもしれません。

  • 「恒例」は「毎年決まった時期に行われる事柄」
  • 「慣例」は「そのやり方が普通になっている事柄」

「恒例」は、昔から決まった時期に決まった方法で行われている事柄について使います。

「慣例」は、以前からずっとそのやり方で行われてきて、それが「いつものやり方」「標準的なやり方」として定着した事柄を指します。

  • 毎年恒例の○○大会を開催します。(毎年やっている大会を今年も開催します)
  • 慣例に従い、今回も○○大会を開催します。(いつものやり方で大会を開催します)

同じように使いますが、上記のような意味の違いがあるということになります。

合わせて読みたい▼
「慣例」の意味と使い方!「慣例に従う・慣例に倣う」とは?|例文>>

「恒例」の類義語

「恒例」の類義語には次のようなものがあります。

  • 通例(一般の習わし)
  • 定例(いつも通りのしきたり、決まり)
  • 慣行(以前からのならわしとして通常行われること)
  • 風習(その土地や国に伝わる生活や行事などのならわし)
  • 習慣(その国やその地方の人々のあいだで、普通に行われる物事のやり方)

「恒例」の対義語

「恒例」の対義語には次のようなものがあります。

  • 臨時(定時ではなく、その時々の事情に応じて行うこと)
  • 異例(いつもの例と違うこと)
  • 特例(特別な例)

まとめ

「恒例」は「儀式や行事がある時期に決まって行われること」という意味です。

毎年決まった時期に行う儀式や行事、イベント、家族の行事などなど、いろいろな場面で使う言葉です。

「慣例」も似ていますが、こちらは「それが普通となっている例」という意味で使います。

どちらもビジネスシーンやニュースでもよく用いられる言葉なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

最後までお読みくださりありがとうございました!

ABOUT ME
三角 彩子
大学卒業後、出版社にて秘書・経理補助などの職種を経験。 退職後は塾講師、高校国語(現代文、古文、漢文) の添削指導員などを経て、長女を出産後は在宅でライターをしています。 社会人経験や国語の知識を活かし、秘書検定やビジネスマナー、国語などに関するライティングを主に行なっています。
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