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「口裂け女」は昔から子供たちをはじめとして恐れられている妖怪ですよね。
口裂け女の名前は知っていても、口裂け女の由来やその発祥の地については知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は「口裂け女」の由来や発祥の地、弱点がポマードとべっこう飴である理由もご紹介いたします。
「口裂け女」とは?
「口裂け女」とはマスクで大きく裂けた口を隠し、道ゆく人に「わたしきれい?」と訪ねてくるとされる女の妖怪です。
マスクを外すと口が耳元までさけていて、逃げると鎌を持って追いかけてくると怖がれています。
口裂け女は1970年代後半に日本中で話題となり、当時の小学生には大きな恐怖を与え、テレビなどでも取り上げられるほど社会的に大流行しました。
「口裂け女」の由来
口裂け女の由来については数多くの説が存在します。
江戸時代の怪談集や本には既にその姿で登場していた、という説や、昭和の時代に「噂の伝達速度を調べる」という目的で意図的に流された噂で作り話である、という説など様々です。
中には「夜遅くに外出すると口が裂けた女に襲われる」という作り話を使って子供たちの夜の外出を怖がらせるという目的で作られた説もあるんですよ。
そのストーリーは主に「美容整形に失敗して口が裂けてしまった」という物です。
口裂け女の都市伝説が本格的に日本全国で語られ始めたのは昭和時代いう説が有力で、令和の現在もまことしやかに囁かれているんです。
「口裂け女」発祥の地はどこ?
こちらも諸説ありますが、一番有力とされているのが「岐阜県で発祥した」という説です。
1978年とかなり昔の話になりますが、岐阜県にある八百津町という地域で農業を営んでいた高齢女性が口裂け女を目撃したといいます。
口が裂けていた、という衝撃的な情報はみるみるうちに子どもたちの間で広まっていき、中にはあまりの恐怖で夕方になると外出しなくなる子も居たと言われているんですよ。
インターネットなどは無い時代ではありますが、口コミでの拡散力は凄まじく翌年1979年には地元の新聞などでも取り上げられました。
同1979年の半ばには岐阜県内を飛び出し、青森・鹿児島といった地域にまでその話が広がっていき、全国レベルの都市伝説になったんです。
「口裂け女」の弱点がポマードとべっこう飴な理由
口裂け女に出会ってしまうと殺されてしまったり、口裂け女と同じ「口が裂けた」姿にされてしまうなどその結末は悲惨なものが多いですが、都市伝説なので回避方法も同様に噂されています。
有名な回避方法は「ポマードと3回言う」方法と、べっこう飴を渡すというものです。
3回唱えるのが「ポマード」な理由は、口が裂けてしまう原因になった美容整形の執刀医がポマードをつけていて、その匂いを嫌っているからだと言われています。
またべっこう飴を渡すのは単純にべっこう飴が口裂け女の好きな物だから、なんですよ。
まとめ
2004年には海を越え、韓国でも大流行した口裂け女は長い歴史を持つ都市伝説の1つと言えるのではないでしょうか。
1979年には口裂け女を模倣していたずらをした女性が逮捕されるなど、その影響力はとんでもないものとなっている事がわかりますね。